映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』★ホロ苦いノド越し




作品について http://cinema.pia.co.jp/title/19733/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。



ネタバレして雑感です。



失恋した女の子リジーは、
ジェレミーのカフェで、売れ残って捨てられそうになった、
ブルーベリーパイを、美味しそうに食べました。


あどけない口元に、クリームをつけたまま眠ってしまったリジーは、
ニューヨークを、旅立った.....。


ジュード・ロウとノラ・ジョーンズの冒頭は、
小粋で軽妙なのに、どこか落ち着きも感じられました。
タイトルであるブルーベリーパイのアップが、印象的で、
そのカラーが、その後の作品をずっと染めているかのようでした。


リジーが出逢う、二人の女性。


警官と別れた元妻スー・リン(レイチェル・ワイズ)と
ギャンブラーのレスリー(ナタリー・ポートマン)。


この”オムニバス”は、エピソード以上のシーンでした。


ブルーベリーパイがノラで、添え物のバニラアイスが、
レイチェルやナタリーであるはずだったかもしれませんが、
ここでは、逆転していました。
レイチェルも、ナタリーも圧倒的な存在感であり、シーンのヒロインでした。


あとで、振り返ってみると、
リジーは、この二人に出会ったからといって、
失恋からの回復に、どうだったの?と思いたくもなるかもしれません。


けれど
彼女たちのインパクト(ある生き方)から若いリジーは、
恋・男性・束縛・孤独・親・信頼....etc,といった、
人生の酸いも、甘いも、見せられて、
ああ、あのときの甘酸っぱいブルーベリーパイが食べたいな、という
郷愁に似た気持ちになって、ジェレミーのカフェに帰りついた、
ということなのかもしれません。



一つ気になったのは、
リジーの口元についていたのが、白いクリームだったことです。
ラストに、再度、駄目押しで、見せるわけですから、
そこは、ブルーベリーのほうが、良かったのではないかと....。


                ......ちょっと、酸っぱいことも言ってしまいましたが、



ジュードの甘過ぎるKISS☆を、
た~くさん見せてくれるエンディングに免じマス☆


私には、なかでも
スー・リン(レイチェル)が、とても輝いて見えました。
彼女が、6年ぶりに、口にするアルコールに、火の酒ウオッカを選びます。


「美味しくない。」と言いながら、
「お酒は、味じゃないのね。」
というシーン、好きです。


心が乾いたら、ウオッカかな.....。


~~~~~~~~~~~


レイチェル・ワイズとナタリー・ポートマンのこと。


今回、初主演のノラ・ジョーンズを、食ってました。
普段、主役を張っている女優は、無意識にそんなものかと見ているのかもしれませんが、
力の差は、歴然と言う感じに思えました。
その分、ノラの初々しさが、失恋にめげた女の子、という、
か弱さにもなるかもしれないけれど...。


人生・恋。男女間の酸い・甘いという点では、
レイチェル=スー・リンとアーニーの元夫婦の関係は、
そこだけ、膨らませても、いい短編になるのではないかと思いました。


逃げたくなるほど息苦しく思う、夫の愛。
随分と年若い元妻に、捨てないでくれ、という、酒に溺れた元夫。
束縛から、離れたかった元妻が、去って、
夫は、故意か過失か、事故死してしまいます。


失ってみれば、それは、元彼でない元夫。
絆とも、腐れ縁とも呼べるような、つながりがあります。
別れても、別れられない、特別な糸が、つばがっているのです。
良くも悪くも....。


もう、法的には、他人だし、なんら関係のないはずなのに、
知らん顔できない相手なのですよ。
多分、永遠に....。


他人になっても、恐らく、一番、近い他人なのかもしれませんね.....。


ナタリー・ポートマンの演じた、レスリーと父との関係も含めて、
この2大女優のシーンは、甘酸っぱいというより、
ノド越し、ホロ苦いですね。
                    コクもあるし....。



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