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映画『波紋』☆我慢の1滴もいつか赤いオーレに散らせ!

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/385906
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・依子: 筒井真理子☆  スーパーでパート

震災後に家出した夫が、10年後に帰宅したのは
ガン治療の費用のため
老父の遺産をあてにしてのことだったー

苦労続きで、幸せ薄そうなムードが絶妙な筒井さん♪
妻・主婦・母として、日々たまる一方の欝憤を
グッと押し込んでいる様子に、すごく共感!(^^)/

傾倒した水信仰になぞらえて
怒りと抑えの“一滴“が、たまりに貯まり
思わぬ形であふれ出た!?


▼~▼内容にふれて雑談(グチ?)です。(ネタバレ?) 違うときスミマセン
▼▼▼

1.義父の介護を置き去りに…orz

私の周りでも、夫の親の介護は、妻がほとんど。
(家事も何もかも、妻なのョ……orz)

(私の知人女性は、認知症の義母を看ていて
大変だなと思っていたら、夫が自殺してしまった……orz
なんで、要介護の実母を残して、ひとりで逝ったのか…
私なら、亡き夫を恨んだかと……)

震災後の雨で、放射線~ガンが怖くなったのか
本作の夫は、雨の日に失踪した。
要介護の実父を、妻に残して……………

勝手すぎるんですよ…………
妻は、家事も(育児も)介護も、家のこと全部
黙って、当たり前にこなしているから
やってくれることが、空気みたいに、見えないんだよね…

しんどいことが、わかっていたら
全部、丸投げにはしないと思う….
しんどさがわからないから、“手伝い“もしないし
思い遣りもない…( 一一)           誰のこと?(汗)

今更、文句を言っても、仕事が増えるだけだから
心を殺すか、反対の頬を打たせる寛容さを持つかしか…orz
(なんか涙出てきた……)


2.水にたよる♪(*^^)v

信仰や宗教は、部外者には、奇妙に見えることがあります。(汗)
けれど、人は何かに心を、預けたいもの。
~~イワシの頭も信心から~~
その水が、原価いくらでもなくても
“思い込める教え“という付加価値で、救われるなら
それなりの価値が生まれるので
あながち、ペテンとは言えないのかな……

依子が、グッと、“我慢の1滴”をのみこんでこられたのは
この信心ゆえの強さでしょう。
信ずる者は救われる。(^^)/


3,10年ぶりに帰宅した夫

10年たって、ガンになって、治療費がいるからと
親の遺産を、取りに帰った夫……( 一一)
虫がよすぎません??
でも、命がかかっているから、必死よ……

妻の同僚(清掃員)は、夫への仕返しを勧めるが(汗)
やはり、ガンだと躊躇しませんか……
赦せない部分、ソレはそれとして……

(父との生活でグチの多かった、私の母ですが
父がガンになったときには
余命を案じ、優しくしようと思ったと言っていた。
結局は、母のほうが、先に亡くなったが……))

治療費を出す代わりに、水の宗教に
夫を参加させた依子は、(治癒祈願より)
自分と同じフィールドに、置きたかった…?
この先、心(価値観)が通じないままで
介護・看護は辛いですもん……


4.息子と彼女

母にとって、息子は支え♪
遠方の息子も帰省した。
だが、連絡もなく彼女を連れてきた!ビックリ!

突然合わせたことに、理由があるとしたら
彼女の“コト“?
(彼女は、息子より6つ年上で、耳が不自由だった)
(ハンディのある方には不快な対応に……orz)

依子には、なんとなく、理想の彼女像があったのか
合わない彼女に、別れまで迫ったのだが…
本人同士が好き合っていたら、ソレは酷ですよね…

けれど、また私の母ですが(汗)
弟が、だいぶ年上の彼女を連れてきたときに
私に、怒りとグチの電話をかけてきたことがあった。
「なんであんな年上のオバサンを!」
息子を思えばこその“理想“は、あったのだろう……
(その後、うちは怒涛の展開になった…(>_<))

息子の幸せが、母・依子に苦悩の波紋を及ぼす…orz


5.人生いろいろ

夫に復讐を勧めた清掃員が倒れ
彼女の家に行った依子は、ゴミ屋敷に愕然とした。
ゴミと哀しみに埋もれた仏壇に、涙した依子…
(清掃員なのに、震災以来、片付けられなくなったと)

スーパーのレジで、半額を強要する老人も
イヤな客だが、彼にも事情があるのだとくんだ依子は
正論を言わずに、半額にしてやった。
水で言えば、波風立てず…

ガンになったから、看取ってもらうために帰ったー
という、自分勝手な夫だが
妻は、何もかも、黙ってしてきたように
今回も、ただ事実をすんなり受け入れて
淡々と(優しく?)こなしてくれるものだと、思っていたのかも。
妻のはらわたの煮えくりかえり具合など、知らん……

義叔母の話だが(汗)
離婚したあと、夫が末期ガンだとわかった。
もう他人なのだから、入院やら介護やら、放置でいいんだと
姉である姑は、言っていたが
叔母は、病院への送迎をはじめた。(姑は交通費をもらえと)
再婚は絶対にしないと言いながらも、
叔母は、最期まで面倒を看た。

人には人の、わりきれない事情がある。
どうにもならない流れがあるなら、その流れに従うほか
ないかもしれないし、それが正解なのかも……


6.赤の印象!

そんなこんなで、夫が亡くなり、出棺のとき。
依子が作った枯山水の庭で
運び手がそそうし、棺桶が落下!(>_<)

いつもなら、砂を乱されたら怒る依子だが
はじけたように、笑い転げた!!!!
(葬儀に真っ赤な傘を差していた依子に
違和感を感じてはいたが)
そう来たか!!!!

いつしか、喪服からは、赤い襦袢がチラ見えし
さし色のように効かせながら
依子は、フラメンコを踊り始めた!!!!!

水の教え(アンガーマネジメント?)で
ググググーーーーーーーッと
怒りの1滴1滴を抑え、貯めこんできた依子の
バケツがいっぱいになって、あふれた感じ???

赤い傘、赤い襦袢が、最高ですよ!!\(^o^)/
雨がザーザー降っているのも、GOOD!
全部、水に流ソ――― !

そして、ラストの「オーレ(olé)!」で
依子の“うっぷん“が、(波紋のごとく?)四方八方に
飛び散っていってくれたんじゃないかなって……



▼▼▼

似たような経験や伝聞を思い出しながら
依子に入り込んで観ました!(^^)/

人生いろいろ…
どこのうちも大変なんだな……(汗)と思いつつ
「オーレ(olé)!」を忘れずに
セッサタクマして行こうかなと。(^_-)-☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『仕掛人梅安』☆錦之介さん地味だが中は色にエグイ

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/147578
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作: 池波正太郎
・梅安(鍼灸師): 萬屋錦之介☆    闇の元締めは音羽屋
・彦治郎(梅安の相棒): 中村嘉葎雄
●長門守(旗本)
●●近江屋(長門守の異母弟): 伊丹十三
    大阪の闇の元締め
・お園(近江屋の妹): 小川真由美
●主税之助(長門守のバ0息子): 中尾彬
    ちからのすけ
(●が悪玉)

華のある錦之助さんです♪
ヤルことは、依頼された殺し。
ですが
子連れ狼;拝一刀のようなチャンバラもなく
鍼の一刺しなので、地味です。(^^♪
なれど、この面々☆見たくなります~。(^^)/
風情というか、貫禄というか、色気情緒というか……

最終的な標的:伊丹さんのイヤ味ある悪玉ぶりは、ニクイ☆


▼~▼内容にふれて談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.前座のBL(汗)

梅安の仕掛けの手始めは、ある男A。
Aが、少年Bを自分の“稚児“にしてしまったので
Bの親が、Aの“仕掛け”(殺し)を依頼した。
Aは死に、Bは親元へーと思ったら
なんと!Bは自殺してしまった……orz

グルーミングというやつでしょうか……
濃密な関係を見せたAとBだけに
Bは、A失くして生きていけなくなったと……

前座でもう、キレイ事でない情事をもってくるとは!
人間の生臭さに遠慮なくて、良き☆


2.「放っておけんな」  by長門守

バ〇息子とはいえ、わが子を音羽屋経由で
殺した父:長門守(汗)。
(というか、息子が、自分の女に手を出したから
のようで……この父子は、なんつーか…(>_<))

息子の葬儀のとき
長門守が、音羽屋の守秘義務を、疑っていたとき
丁度、目にしたのが、色香プンプンのお園。
「放っておけんな」
長門守は、お園をわがものにという意味だったのを
家臣は、音羽屋を殺せと、聞き取った。(>_<)
この一言が、二つの不幸を引き起こす……( 一一)

そもそも、お園は
長門守の異母弟;近江屋の妹~ということは
長門守にも妹ですよ!
なのに、わがものにって……( 一一)
損得から、近江屋も、妹を平気で売るし……


3.近江屋とお園

お園を、閉じ込めるように束縛する、兄:近江屋。
まるで、愛人?(汗)
案の定、“濃密“の感じが、冒頭のBLみたいに…汗。

子供の頃、貧しくて、ご飯も布団も分け合って生きてきたという
この兄妹は、実の兄妹なのだという。
お互いを頼り合う関係が、濃密な結びつきに??
だから、お園は、そんな兄が
自分を、異母兄:長門守に差し出したことが
悔しかったのか……………orz

ともあれ、尋常ではないこの兄妹たち……( 一一)

お園=小川さんの色香は、スゴイ……
まとう空気が違うんですよね……
ホント、クラクラする………
理性なくして、、尋常でなくなるのも、ムリないか…(汗)。


4.しとめる梅安

伊丹さんといい、小川さんといい
強烈な存在感の役者ぞろいの中で
錦之介さんは、控えめに進んでいく……
(実弟の嘉葎雄さんと、ほっかむりして並ぶと
どっちがどっちかわからなくなるのは、私だけ?)

いよいよ、屋形船で、近江屋をしとめるとき
お園には、船に乗るなと言っていたのだが
船を段取っていたお園は、乗らないわけにもいかず
近江屋殺しの折、目撃者として、始末されることに…

お園なら、生かしておいても、問題なさそうですが
お園という女の運命とか、女の生き様・死に様を思えば
ココは、梅安の手にかかって散るのが、美学な気もする。

(ちなみに、バ〇息子殺しを、若い娘に見られたときは
見逃してあげた(*^^)v)


5.しもたや

近江屋の始末のあと、梅安は、お園と、“しもたや”で
落ち合うつもりでいた。私こと
“しもたや“という語が懐かしい~~~~~!!!!
今、全然、使っていませんが、子供の頃、母の口からよく
“しもたや”という語が出ていた!!!

そこは、お園が、近江屋に内緒でもっていた家で
傷ついた梅安を、かくまっていたことがあった。

いい大人の男女で、この先、イイ感じになるのかなと
幸せな行く末を、願ったりもしたのだけど……ね…


▼▼▼

錦之介さん主演に期待していましたが
ほかの役者さんの存在感・貫禄が
スジ書き以上に、インパクトあって
見心地よかった!☆(^^)/

熟度が高いと言っていいのか…(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』☆灰原とピンチからの浮上

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/385625
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

舞台は、八丈島近海。
世界中の防犯カメラがつながる、インターポールの施設こと
「パシフィック・ブイ」。
そこの開発スタッフ:直美が、黒づくめの組織(以下:組織)に拉致され
その後、灰原もさらわれて、二人は、組織の潜水艦に!
コナンらが救出に向かう!

灰原が「さよならコナン君…」と言いながら
海中に沈んでいく予告編が、気になっていました!

本作の面白くて複雑なところは
組織の人間に、善玉の潜入者がいること。
いざというとき、力になってくれる♪(*^^)v
(ソレだけじゃないのも、複雑でイイ)

そして、こちら側に潜入していたのが、誰なのか…
今回のワルモノ捜しをしつつ
大元の悪玉のジンが、ロングの銀髪をなびかせるのも
カッコよく怖さを出していて、良き☆


▼~▼内容にふれて雑談です。(今回の悪玉はナイショ) 違うときスミマセン
▼▼▼

1.老若認証システム

子供の頃の顏から、現在の顏を予測して
人を特定するシステム。
始めは、ふ~んと思うだけでしたが
このせいで、灰原がシェリーだと組織にわかってしまい
あっちゅうまに、さらわれてしまう!(>_<)

その前に、このシステムを開発した直美も拉致されるが
さらったのは、バーボンだし(公安)、ちょっと安心。
潜水艦からの脱出方法も
キール(CIA)が確認するように、声に出してくれるし。(*^^)v

色々、タイミングを合わせての脱出劇は、見せ場☆
劇場で観てよかった~と思う♪(^^)/


2.新一と蘭

恋人同士の二人の絆を、必ず見せてくれるのもうれしい☆
今回、蘭は、灰原をさらった者と戦い、傷を残したので
あとで、犯人を特定できた。

戦いの直後、助けにやってきたコナンが、蘭をかばい
そこで待つように言ったときに
新一の姿が重なった!(^^)/
いつも思いますが、頼もしいコナンが、スゴクいい!(^^)/
惚れてしまうヮ……(^^♪
蘭も、無意識に、新一の影を見てると思う。


3.コナンと灰原

同志のような二人。
灰原を絶対助けると果敢に挑むコナンも
身一つで、海中に沈み、意識不明に……(>_<)

助けに行った灰原が
空気を“移して“、コナンを蘇生する。
このときは、私も夢中で(?)
“人工呼吸“の一環としか、見ていなかったのですが……

老若認証システムが稼働する限り
組織が、またさらいに来ることを案じた灰原は
皆の元へは帰らないつもりでいた……
このまま海底に沈むつもり???(>_<)
(で、さよならコナン君と……)

しかし、意識回復したコナンは、そうはさせじ!(^^)/
ココでも、バシッと頼もしい態度を見せ、二人は浮上。
(いちいちいいんだけど、ココでも、惚れるヮ…
多分ちょっとは、灰原も?……(^^♪)

地上で、横たわっていた灰原は
蘇生しようと駆け寄った蘭に
自分から抱きついて、キスした!
コナンとの“キス”を、蘭に返したらしい……(^_-)-☆
↑この気の利かせ方、灰原らしいヮ………
好意は友情のまま、愛情は本来の人のもとへ…


4.あえてのベルモット☆

かつての命の恩からなのか
組織の敵ながら、コナンが新一と知りながらも
コナンたちに味方ぎみのベルモット☆

灰原には、絶望的なシステムになりそうな
老若認証システムも、ベルモットが細工して“不良品“にしたので
灰原がシェリーだと確信できなくなった組織には
興味のないものとなってくれた。

ベルモットが味方してくれる本当の理由は、何?・
組織を解体する“シルバーブレッド”の到来を
待っている人なの?
組織を壊したいの???
↑ソコも次回以降、気になります。(^^♪


▼▼▼

コナンシリーズの別の楽しみは、メインテーマ♪(^^)/
(エンディングのスピッツさんも良き♪)

今作も、音楽担当に、大野克夫さんの名前がないのは
とても淋しいですが
アレンジを加えつつも
『太陽にほえろ!』っぽいメインのメロディを聞けるのはうれしい。

名探偵コナンのテーマ、名曲サ♪  ←コナンっぽく言って(^^)/




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『水は海に向かって流れる』☆心の沼を洗い流して(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/385758
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・榊さん(26歳OL): 広瀬すず☆
・直達(高校生): 大西利空
・直達の叔父(シェアハウスの家主 漫画家): 高良健吾

高校通学のため、叔父の家から通うことにした直達を
雨の駅に迎えに来たのは
叔父の“シェアハウス“の住人:榊さんだった。
早速、直達に“牛丼“を作ってくれた榊さんだが
終始、不愛想なのは、なぜ……?( 一一)

彼女の不機嫌の“理由”が、ストーリーを牽引。
直達と一緒に?巻き込まれながら、引き込まれた!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。違うときスミマセン。
▼▼▼

1.榊さんの不機嫌の理由   (いきなりのネタバレ!汗)


いきなりの種あかしですが、コレが大事☆(^^)/
10年前、榊さんの母と直達の父は不倫したことがあった。
(直達の母の弟が、叔父さん)
子供に罪はないとはいえ
母の不倫相手の子(=直達)を前にしては、心ざわつくだろう…

娘に責められた母は、結果、16歳の榊さんを捨て
その後、別の男と再婚。しばらく逢うこともなかった。
そんな件から、榊さんは、恋はしないのだと言う。

16歳のときのショックや悲しみ・怒りのまま
時を止めたように、それなりに静かに生きてきたような榊さん…
不機嫌や不愛想は、諦観や失意だったのか……orz

(父の不倫を知った直達もショックよ…orz)


2.榊さんの葛藤

直達の父が、罪悪感から、榊さんの母の所在を
調べて教えてくれたのだが……

榊さんの母は、ダメだと思う……( 一一)
娘に責められたから、家出(=娘を捨てる)するって!

母を赦せない気もちは
実際に逢いに行けば、具体的な怒りになる。
今までは、心を殺して、“ふつうに“生きてきたとしても
対象が眼前にいたら、“感情”をぶつけたいでしょ!
(怒らなければ、赦したことになるとも)

ぶつけるものを“感情”と言ったのは、怒りだけではないから。
根本には、愛(もしくは飢えた愛)があるから。
娘の心を枯らして、壊したままにして
自分は、新しい家族・新しい幸せか??
それだけでも、悔しさもこみあげるよ…….

挙句の果てに、母は、苦悩し続けてきた娘に
いい加減、前に進んで、幸せになれと言った……

↑ある人が幸せに生きることを、人は望むものだとは思うが
このときの母からは、ただの突き放しにしか……orz
別の人間、別の生活、別の幸せの中で生きようという
再度の別れを告げられたような………orz
母親ゆえの愛情が、感じられないのが辛い……

親と言えども別人格…
大人になったら、そう割り切らないと
自分の心が、淋しい子供のまま死にそう…………orz

恋人は要らないと言った榊さんだが
どんな形でも、愛にあふれた生活を
なんとしても、手に入れてほしいゾ!(^^)/


3.やたらてんこもり(^^♪

榊さんが作る料理が、やたら多い………汗。
山のようなボテトサラダ☆
(ポテトサラダぐらい-と言うが、手間はかかる(^^)/)
籠盛りいっぱいのゆで卵☆

同居人たちの分もあるかもしれないけれど
榊さんは、たくさん食べ物をつくることで
満たされないものを埋めていたのかもしれないね……
大皿にてんこ盛りって、食べる前から
なんか幸せな気持ちになるし……


~中略~  直達と同級生の女子とか(^^)/


4.「見つけてくれてありがとう」   by榊さん


もし、直達に出逢わなければ、榊さんは
痛みすら麻痺した傷口に、気づくこともなかったかもしれない。。
そんなこんなを経て、直達に付き添われ
母と対峙したことで
榊さんの今までの膿は、多少、出せたかもしれない…
しかし、根本的にスッキリはむずかしく
跡は、残るかもしれないのだが…………

序盤に、直達は、捨て猫ちゃんを見つけ
結局、シェアハウスで飼うことになった。
シーンの時々に映る猫ちゃんの姿は、可愛くて
作品の何気ない癒しになってるナ~などと思っていたが
この猫ちゃんは、榊さんの“写し“だったのかナ~とも。

直達は、榊さんに惹かれていくのだが、コレは
同類相憐れむ~のような同士の感情かなとも思うのだが…
あるいは、年上の人への憧れのような…?
いや、本人が恋だと思えば、恋なのでしょう。(*^^)v
(直達の同級生の女子は片思いになってしまうが、仕方がない。
♪年上の人~美しすぎる~(『危険なふたり』)   ものだがら(^^♪)


▼▼▼

すずさんの“年上の人“は
透明感あって、重たすぎず、よかった。(^^)/

冒頭、カラフルに傘の雨が咲いていた。
たとえ、ひと雨ふた雨、降る話でも
きっと、最後は晴れるのかも……
そう期待して、正解だった♪

心の沼に沈めたままでなく
思い切って流水で、しっかり洗い流したほうが
“ふつう“に過ごせそうに思う。

雨降って、水に流して?スッキリでしょ♪(*^^)v
(海の向こうに、虹が出てもイイ☆)



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『初恋のきた道』☆若き母の思い出アツい道をたどって

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/162619
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督:チャン・イーモウ
・ディ; チャン・ツィイー☆ 
 母の若いとき
・ルオ: 父  町から来た村の教師
・息子: 父の急死で久しぶりに帰郷

父の弔いで息子が帰郷した冒頭は、モノクロから始まる。
病院から村まで、車で運ぼうと村長が提案するも
母は、しきたり通り担いで、道をたどってほしいと言う。
その一本道は、かつて、父が町から赴任してきた道であり
学校までの道であり
結婚前の母が、遠くから、父を見ていた道でもあった。

母の若い頃のシーンになると
画面は、色鮮やかになった――

やっと鑑賞した本作。
老いた母の立場で思うと
より、胸がいっぱいになってくる……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.葬儀までのこと

御遺体の移送は、車で運ぶほうが合理的です。
棺の担ぎ手(若い男)は、交替分や椅子運びとかで、
何十人も雇わないとならず
費用も、酒代も含め、諸経費もかさむ……( 一一)

担いで帰るしきたりなのは、その道を忘れないようにと
声掛けをするためだそう。
母は、壊れた“はた織機”も直してもらって
棺にかける布を、急遽、織ったりもした。

しきたりにこだわる母(妻)は
年寄のわがままと思われソ……(汗)。

けれど、自分が年取ったからか、私は、この母(妻)の言い分を
わがままとは、思いたくなかった。
だって、葬儀は一生に一度。
しかも、急死で、準備できないのを理由に
心のこりある別れ方を、したくないです…………

しきたりどおり、道をたどって、道を心に刻んで旅立ってほしい…
その道は、母にも父にも、思い出ある大切な道。
まさに、人生そのものと言っていい!
(もう勝手に、胸が熱くなってくる………………)


2.井戸の水くみ♪etc.

場面は、母(ディ)が若い頃に変わり、カラーになる♪
村にやってきた青年教師ルオが気になるディは18歳。
彼に気づいてもらおうと着替えた服は、赤。
新築の学校のために織った布も、赤。
ほとんどセリフのないディの気持ちを
鮮やかな赤が、印象的に伝える。。

ルオに近づきたくて、気づいてほしくて
見つめているディは、健気でもあり
情熱的だ………

この想いは、青春ラブロマンスで、先生を慕う女学生とは違う。
もっと生存本能的というか
生活や将来をかけている、強い一途さ。
だから、好きという気持ちは、初恋といえども
淡い憧れなどではなく、結婚して
生活も将来もともにしたいーという覚悟が、ふつうにそこにある。

水くみも、わざわざ学校のそばの、遠くの井戸まで行った。
ルオに逢えるかな……
逢えなくても、外まで聞こえる、よく通る声を聞きたい……

あるとき、ルオが気づいて、水くみに近づいてきてくれた!(^^)/
チャンスだ!ディ!(^^)/
と思ったら、ルオを気遣った人が、桶を奪い取ってしまって……
よけいなことすな…orz
(父はこの井戸のそばに埋葬)

子供を送るルオに、偶然を装って逢おうと
籠をもったディが、ウロウロするのも良き☆(*^^)v

文化大革命のアオリで、町に戻されたルオの車を追って
ルオの好物の、“きのこ餃子”を丼に入れて
走って、先回りしようとしたディだが
転んで、丼を割ってしまったのみならず
ルオがくれた髪留めを失くしたことにも気づいた……orz
泣き面に蜂…(T_T)
(髪留めはあとで見つかった☆よかった!(^^)/)


3.道をたどる

革命のアオリで、2年ほど引き裂かれた二人だったが
村で初めての自由恋愛で、結ばれたらしい☆\(^o^)/

ルオは、40年の教員生活。
授業のイイ声を聞きに、ディは、学校に来ていたという。
生まれて初めて好きになった人と結ばれて
ずっと尊敬し、大切に思いながら生きてこられたのは
なんて、幸せことだろう………………

ルオは、学校再建の資金集めに奔走中、急死したという。
突然、愛する人が、遠くで亡くなってしまったなんて
悲しすぎる……………………
本当なら、あの道を、いつものように通って
帰宅するはずだったのに……
車に乗せれば、簡単なのはわかる。
でもでも、もう2度と通れない道を、担いでもらって
心に刻みながら、帰ってきて、そして、旅だってほしい……
そう思うのは、人情じゃないですか?

息子がお金を出してくれて、念願どおり
担いで帰ってくれた……………
(結局は、教え子が無償で集まってくれて、費用は学校再建に)

そうして、教師になってほしかったという母の言葉で
1日だけ、息子は教団に立った。
息子は、父が初日に使った、父自作のテキストを読み上げた……

ああ、ディは、ルオと出逢った頃の想いを新たにしたんだー
と思うと、目頭が熱くなってくる…………………


▼▼▼


初恋の来た道~
邦題からは、淡い初恋の思い出が香るような印象でしたが
コレは、人生の物語だった……

若いチャン・ツィイーの眼差しが
セリフ以上に語っていた。
愛に懸命な姿にも、とても心打たれた……

もっと早く観たかったけれど
年がいった今見られて、むしろ良かったかも☆(*^^)v



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テーマ : アジア映画
ジャンル : 映画

映画『渇水』☆上流からヒタヒタに潤ってほしい!(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/380197
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・岩切: 生田斗真☆  水道局員(停水執行)
・木田: 磯村勇斗☆

水不足の酷暑。
4か月滞納の給水を、止めて回る岩切たち。
その1つ、小学生の姉妹の家も
遂に、止めることになった-

子供の家の水を止めたら気の毒だから
見逃してあげましたーというわけではなく
停水する岩切も、私生活は渇々(カツカツ)だというのを
言い訳にするわけでも……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?) 違うときスミマセン
▼▼▼

1.姉妹の困窮 ( 一一)

姉妹は、父が失踪後、夜な夜な日銭を稼いでいた母が
遂に、家出してしまった!(電気はすでに止められて)

ほかの未納の家は、杜撰かズルいかで
水を止めるかどうかでなく、支払うかどうかの問題だとしたら
姉妹の状況は
水を止める止めないのレベルでなかった……

失踪する父に、生活力にとぼしい母、どうしたら…orz
岩切は、生活保護の申請を勧めるが
親との関係が悪いとかで、母親は拒否した。
自力でなんとかしようとするのはよいが
子供(姉妹)に対して、責任が持てないのは、ダメですよ…

見かねた、回覧板オバサンが、おせっかいを焼いて
姉に嫌われますが(汗)、オバサンの気持ちはわかる…
言い方はよくなかったけれど
あのまま見過ごせないのは、人情だョ……

親が頼りなく、電気も水も止める大人のシステムの中で
頼れる者はいないと感じる、姉のカツカツの状況が苦しい……
かといって、働けるわけでなく
万引きでのその日暮らしは、絶望的だ……orz
万引きの現場を見た岩切は、いたたまれず
お金をわたそうとするが………
ソレは、その場しのぎでしかない。

日照り続きに、じょうろでチョロチョロ水をやっても
焼け石に水……( 一一)
根本的には、“川の上流”から考えたい…(^^)/
母親は、中卒だから就職先がないと言っていたが
姉妹も、その場しのぎの生活でなく
進学して、将来につながるような生活が、望ましいかと☆(^^)/

(最終的にいくことになる、児童養護施設ですが
そこで、衣食住が足りて、幸せに暮らせているお子さんもいます。
ただ、生活が足りているというだけでなく、私には
自分のために誰かが、世話をしてくれる環境のあることが
大切に思えます。
そこに愛情があると、感じられると思うので☆(^^)/)


2.モデルガンでテロ?( 一一)

生活が本当に、カツカツの人の停水をするのは
良心がとがめそうで、キツイ役目だと思う……
水はタダでいいじゃないかと、木田が言ったが
(諸経費はかかるから、空気や太陽のようには…)
岩切も、そう思い始めたようで
子供が遊んだモデルガンで、ダムの占拠テロをして
水をタダにする要求をしてみようなどと
木田に、冗談まじりに言う。

(ちなみに『太陽を盗んだ男』を思い出した!
アレは、水でなく、太陽(核?)を手中に入れての
要求でしたが(^^♪)

雨水を貯めるのだと、タダでいけそう……(^^♪


3.雨降って(地固まる)プールに水たまる(*^^)v

ダムのテロといかなくても
岩切は、雨が降らない、水を出せない(停水)という
この状況に“渇“ならぬ”喝”を入れるかのように(?)
公園の停水を解除し、大切な水を
ジャージャービシャビシャ、まき散らした!!!

↑ホントは、ダメなんですよ。もったいない……( 一一)
法は法、正義は正義…………
だけれども
本当に悪いこと、もっと悪いモノがあるから
一回、ブチかまさないと、収まらないんですよね!(^^)/

そうして、姉妹たちの哀しみや怒り、苛立ちetc.
それらを洗い流すかのように
雨が、降ってきた!!!!!!
ああ、この奇跡のカタルシスよ!(^^)/

姉妹も、念願のプールに飛び込めるときが!\(^o^)/


▼▼▼

実は、岩切のタバコ、イヤだったんですよ…( 一一)
でも、水と火、という対比のほかに
彼の人物背景への、意味があったんですね(汗)。
彼の“渇水”にも、ラストには大波(海?)が来るようで
よかったよかった。(^^♪

願わくは、水は上流から解決して
根本的に、幸せになってほしいナ☆(^^)/




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『怪物』☆嘘つきごまかし悲しきクセ者たち

キャプチャ


作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/385771
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

麦野(母): 安藤サクラ☆  シングルマザー
麦野湊(息子)
星川くん; 港のクラスメート  いじめられる


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?) 違うときスミマセン
▼▼▼

1.湊の母

息子が、担任にイジメられれていると思い
学校に抗議に行った。
モンスターでもクレーマーでもなく、正当なことだと
感じる。
にも拘わらず、学校側の対応は、誠意のない謝罪ばかり。
不誠実に態度には、私も苛立ちが募っていく……

安藤さんには、芯の強さがあって
たとえ何を敵に回しても、きっと、やりこめてくれるだろうとの
期待があった。

しかし、本作のメインは、そこではなかった。
そして、彼女の強さの中に、あるコトが潜んでいたことを
後で知ることになった。
  

2.保利先生(湊の担任)  永山瑛太☆

 この先生(=瑛太さん)が、当初、怪しくて…( 一一)
生徒をいじめる変な先生だと思った……汗。

けれど、違う視点での“再現“から
湊の母は、真実を知らない状態なのだとわかった。
彼は、クセの強い面があるが、それゆえか
一連の騒動で、心が壊れて
誤解を重ねるような“奇行“に及んでしまったのか……orz


3.港と星川

湊と星川が取っ組み合い
湊が星川をいじめているかのようであったが
実は、湊は、他の子にいじめられている星川を
かばいつつ、友人として接していた。

↑ソコが複雑……
友達でいたいのに、大っぴらに星川に味方すると
新たな火種にもなりそうだし……
本当のことを(誰かに)言ったとしても
信じてもらえないとか、歪曲されたりしたら
話す前より悪くなるし………

二人は、秘密基地のような廃バスで
遊んで、楽しく過ごしたりするのだが
二人とも、どこか刹那的で
生まれ変わることに、希望を見出す傾向すら…orz


~中略~

「怪物だ~れだ」
怪物は、息子を化け物扱いする、星川の父かなと思いつつ
能面のように、無表情で謝罪を繰り返す、校長もそうか……
あるいは
励ますつもりで、チクっと刺すようなことを言う
担任や母親も、悪気がない分、始末が悪いかもしれぬ…


4.校長先生   田中裕子☆

静かに嵐が過ぎるのを待つように
空虚な謝罪を繰り返した校長。
手ごたえのなさは、怪物というより、お化けのよう……汗。
しかし、校長までなった彼女は、したたかなはず。

担任の暴力があったかどうかは、問題じゃないと言ったが
それは、ただ謝っときゃいいというわけでも、なさそうだった。
夫が起こした交通事故が、実は、校長の身代わりという噂あり。
あたかも、誰が起こしたかは問題ではなく
どう責任を負うかのほうが、問題という感じ…汗。
(社会的立場上、校長の妻よりも夫に責任を負ってもらうほうが
“有益“ということか)

そんな校長も、教育者のはしくれ(汗)。
悩める湊に、楽器を使って、救済的アドバイスをするのは
救いではあった。


1´.湊の母(と父)

亡き父の誕生日も祝う母は
家族3人の絆を大切に守っていて
いい妻、いい母だなと思ったのだが……

劇中、息子の口から語られたのは
父が他の女(不倫?)と旅行中に事故死したことだった。

(校長の言葉を借りれば、死に方よりも
そのあとの弔い方が重要なのかもしれないが……)
息子が幸せに育ってくれるのは、もちろん息子のためだが
息子を、立派に一人立ちさせるべく育てるのは、もはや
夫への復讐を含んだ、意地のようにも感じた…

母の言葉の端々から、ソレを感じたかもしれない息子には
魔物の呪文に聞こえたかもしれない……
ソレは、母の愛を含んだ分だけ、苦しかったかも…….

~中略(2)~

星川が転出するのを知ったあとで
湊と星川は、二人で出かけた。
その“経過“の出来事のあとで、二人は
生まれ変わっていないことに、安堵した……
ココは、さりげないのだが
今ある命が、少年たちの未来の幸せにつながってほしいと
強く願った。
どんな試練にも屈せずに☆


▼▼▼

時々、映し出される、湖の風景がいい。
それは、誰の視点にも同じく、穏やかな風景なのかもしれない。
だからなのか、息継ぎのように、ホッとする気がした。

犯人さがしのように
誰が怪物です!というほど、スッキリしませんが(汗)
日常の延長のようでもあって
知らず知らず、深く入り込んだ。

真実(本質)が見えないうちは
その人を、人と認識できない……?
わからないうちは、皆、怪しく見えるのかも……


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映画『映画 おしりたんてい シリアーティ』☆真実は1つ桃はいくつ?(^^♪

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/380640
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・シリア―ティ教授: 福山雅治☆

たまたまTVで見たとき、強烈なお顔キャラにビックリ!(^^♪
ぷるんぷるんしたほっぺは、おしりなの?(^^♪

おしりという、お下(しも)のリスクを、回避するごとく
たんていは、礼儀正しくダンディなのが、クール!(^_-)-☆

今までも、何作も映画化されていたのは知らなかった!(>_<)
今回は、シリア―ティ教授というネーミングに惹かれて鑑賞☆
福山さんが声をするのも、気になる♪


▼~▼内容より雑談です。(*^-^*)
▼▼▼

1,シリア―ティ教授☆

探偵モノがお好きな方なら、お気づきと思いますが
元ネタは、ホームズですよね……
「真実はいつも1つ!」の名探偵コナンでも、モリアーティを
森谷帝二(もりやていじ)という名で登場。
今回は、シリア―ティって……(^^♪
よくあてはめたナと……(^^♪

“尻”アーティよろしく、彼の顏がスゴイ……汗。
ほっぺが、おしりたんていそっくり!だけでなく
黒いマスク?は、レースの下着……?滝汗。
(ビジュアルは、変〇仮面に通じるものが……)

それを、福山さんの声で
「無礼こかせていただこう」などと……(>_<)


2.「ゆうき」と「せんい」のスイートポテト

本編の前座?に
おしりたんてい行きつけのカフェで
大きなスイートポテトを作るイベントがあった。

お芋の作り手いわく
「有機」栽培で「繊維」質たっぷり♪
そのときは、なにげなく聞いていたけれど
実は、これは伏線だった!

シリア―ティとの死闘で
げっそりしたおしりたんていに、奮起してもらうべく
「勇気」と「戦意」を与えようと
「有機」栽培で「繊維」たっぷりのスイートポテトを
皆で、食べさせることに!


3,犬のおまわりさん♪(ワンコロけいさつ)

おしりたんていに、よく捜査を依頼するのは
マルチーズ署長♪   ←可愛いんですョ(*^-^*)
姿かたちは、様々な警官たちですが、よくみると
みんなワンちゃん♪

シリア―ティが、犬をホネ抜きにすべく
美味しい骨を作り、警官の前でバラまいた!
骨への誘惑に勝てないワンちゃんたち……
警備そっちのけ…(>_<)
署長、自ら、ホネ争奪戦に勝っちゃって……( 一一)
(その間に、シリア―ティにしてやられる)

ワンちゃん一択でなく、ココも、多様性が必要なのかもと
思ったりして。


4.「失礼」と「無礼」の激突!(>_<)

おしりたんていは、上品にふるまいながら
事件解決に、挑んでいるのですが
ココゾという勝負のときには……汗。

↑コレ、はじめて見たときは、ビックリした!(>_<)
「失礼こかせていただきます」と、丁寧に述べたあと
ほっぺのすき間(口?…汗)から
カーキ色のガスを噴出!!!!(>_<)
その威力に、仲間の皆さんも、気絶……汗。

今回、秘宝:おパーツを狙ったシリア―ティとの戦いでは
おしりたんていは、失礼こかせてーー
シリア―ティは、無礼こかせて――と、のたまい
双方とも、カーキ色のガス?を噴出!(>_<)
すごいヮ……コレ……汗。
そして、やはり、気絶する面々…………( 一一)


▼▼▼

ストーリーとは別のお遊びは、桃♪
(実はおしりだった...汗)
大きなグリーンの桃が、なんの脈絡もなく
あちこちのシーンに、張り付いている。
ここにあった!ここにも!と見つけるのも、お楽しみ☆

なんだかんだ、小ネタも楽しくて
疲れてるときには、癒される。(*^-^*)
あのほっぺ(お尻?)がかわいくて
見てると、ニンマリしてしまうし。(*^^)v



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映画『マリリンに逢いたい』☆愛たがるシロがいとおしい!(^^)/

キャプチャ


作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/150510
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・シロ(♂): 東京で大輔に拾われアカ島で暮らす
・マリリン(♀): ザマミ島で暮らす
・大輔: 加藤昌也(雅也)  帰郷しアカ島で民宿経営
・皆美: 安田成美  東京からの観光客(カメラマン)

昔、タイトルは聞いたことがありました。
ワンちゃんの映画だったんだ!(*^-^*)

沖縄の島から島へ、約3.3kmの距離を、シロが泳いで
マリリンに逢いに行くーー
(元になる実話があるそうです)

紆余曲折の末に、泳ぎ切って逢いに行くのかと思ったら
何回も往復して、逢瀬を重ねる。(*^^)v

シロの犬かきをみるだけでも、もう十分最高なんですが
一応、人間の男女にも、スジ書きはあります。(^^♪


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.シロの犬かき☆!(^^)/

泳いでマリリンに逢いにいく~  ←基本☆
  
このシロは、実話のシロなんだとか!!!!(^^)/
犬かきしてるのが、とにかくかわいい!!
足をバタバタして、グングン進むのが、愛おしい!

大輔が、民宿営業関係の届けをするため
ザマミ島の役場に行ったとき
友人の民宿に寄ったとき、シロとマリリンが出遭った。

始めの頃のシロは、まだ子犬で、小さくてコロコロして
白くてフワフワして、それはそれは、カワユイ☆(^^)/
マリリンとじゃれて、遊んで、よっぽど楽しかったんだね。

アカ島に戻って、海の向こうのザマミ島のほうを眺める
シロの姿が良き☆
ああ、向こうの島のマリリンに逢いたいナ~との心の声が
聞こえてくるョ……

大輔と一緒に、泳ぎの練習をしていたシロは
あるとき、なんかイケそうだゾ!(心の声(^^)/)
という感じで、犬かきを始めて、グングン泳ぎ出し
ちょっと遊びに来たョ~という軽やかさで
マリリンとじゃれた♪♪
で、しれっと戻ったので、人には気づかれず……(^^♪
そうして、カジュアルに行き来するシロ。
危険な海峡もあるのに、困難を乗り越えてます感なく
さらっとこなすのが、イイのョ!(^^)/


2.人間は不器用か…

シロを、東京のごみ捨て場で拾った大輔は
そのまま、故郷の沖縄に連れて帰った。
(ゴミ捨て場って、けしからんですよ!怒!)

夢だった民宿経営を始めるが、なかなか軌道に乗らないとき
縁あって、皆美が第1号の宿泊客になる。
大輔は、皆美に好意をもつが
シロのように、まい進する勇気はなく……
実は、皆美は婚約中であり、人にはいろいろ事情もある…


3.シロ~~~涙(T_T)  ↓ネタバレ?

実話では、マリリンは事故死するそうですが
映画では、違いました。

二匹でひとしきり、デートを楽しんだあと
マリリンは体調を崩してしまいます……

“二人“が仲良く、じゃれ合っていると
言葉がなくても、わかる部分があるんだな~などと
思ってしまいますが
深い事情を説明したいときに、困ってしまう……orz

うちのワンちゃんにも、説明できなくて困っても
ワンちゃんはあどけない目で、じっとこっちを見てるので
困ったねェ…などと言いながら
おでこを、なでなでしてあげると
しっぽを振ってくれるから、ホント、かわいくなっちゃうョ……

シロは、いつものように、マリリンに逢いにきたとき
犬小屋は、空っぽだった………
ウイルスに罹ったマリリンは、命を落としてしまったが
シロに移さないために、逢わせるわけにいかなかった。
けれど、匂いでわかるのか
シロは、埋葬されるところまで、走っていった!!!
↑ココで、もう号泣…….(T_T)

箱の中にマリリンがいるとわかったシロは
箱を開けて、マリリンに逢おうとした……….
でも、もうマリリンは死んでしまったの、とか
病気が移ると困るから、とか
シロに説明できないから
シロは、ただただ、マリリンに逢おうと
箱を、爪でガシガシして、もがいているの……
↑画面が、涙で見えないョ…………………

ついには、マリリンのお墓の前で
遠吠えするシロが切ない…………
マリリン、どうして、もう逢えないの?
とってもとっても、悲しいよ、さみしいよ……
と聞こえてくるョ…………


▼▼▼

シロの、一途で、ひたむきな行動力には
何かに、ためらっている人間にとって
背中を、押されるようで
シロの飼い主;大輔が、ラストを締めてくれる。

やっと鑑賞したワ、ンちゃんの名作映画☆
シロちゃんが、かわいくて、いとおしくて
ホント、すばらしかった!!!(*^-^*)


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』☆一生さんの佇まいがとても良き(^^)/

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/386405
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・漫画家・岸辺露伴 高橋一生☆
・編集者・泉: 飯豊まりえ


原作未読ですが、ドラマの露伴(一生さん)の
エキセントリックな風情が、どこかレトロなムードで
気に入っていました♪
アノ露伴に、”ルーヴル”を重ねるとは!(合う(^^♪)
そして、露伴が
“この世で最も黒い絵“を求めるとは!(気になるゥ~(*^^)v)
しかも、最も邪悪な絵と!(ミステリーの香り)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ) 違うときスミマセン
▼▼▼


1.露伴がルーヴルへ

漫画家デビューまもない頃、ある女性(奈々瀬)から聞かされ
興味をもっていた“最も黒い絵“を
オークションで入手した露伴だが
自宅を襲われ、絵の裏を荒らされる。
どうやら、その絵の“もと絵“は、絵師:仁左衛門の作で
今は、ルーヴルにあるとわかる。

ルーヴルに向かった露伴♪

露伴=一生さんの風情・たたずまいが
なんかもう、いわくつきで(イイ意味☆)
こだわりあり、ひとくせある漫画家先生に
ピッタリなんですよ!(^^)/

カジュアルな恰好の来館者に
「ルーヴルへの敬意が足りない!」との説教も
露伴センセイなら、納得のアリでしょう!(^^)/

そして、ルーヴルでも、♪ヘブンズドア♪
人の心を、本にして読む、露伴ならではのシーンあり。
(正直、あの“本“のパラパラめくりは、ページの厚さに違和感あるのだけど(^^♪)

模写OKのルーヴルですが
奥の(隠し)倉庫で、模写でなく贋作製作が行われていたらしい。
(が、真相のメインはそこではなく(^^♪)

奥の倉庫にあった、“黒い絵“を見た人たちが、取り乱し。
死に至らしめるほど!
その絵の“怨念“が、見た(触れた)人の”後悔”を
呼び覚ますらしい………..(見てもナンともない人も?(^^♪)

露伴も、“誰か“に襲われ、”誰か“に助けられるが
一体、何がどうした??という感じで
謎の闇に入っていく。


2.黒い絵  ←超気になるゥ~(*^-^*)

黒といっても、何通りもあると言われマス。
最も黒い黒は、炭なのだそう。
イカ墨は、真っ黒のようでも、あれはセピア色と、

仁左衛門が、やっきになって、こだわりの色を求める姿は
個人的に、大好き☆(^^)/
凡人の私には違いがわからないところにこだわって
濃い黒・深い黒を求めるのが、好き☆(^^♪

(仁左衛門は、一生さんが二役☆
端正かつ絵への情熱の姿が、良き☆
一生さんを二倍、堪能できます!(^^)/)

仁左衛門の妻(奈々瀬)が、御神木の黒い樹液を見つけ
仁左衛門は、それで描く。
(その樹液は個人的に、のり佃煮みたいな感じ…

しかし、“御神木“であったため、咎められ
役人とのいざこざで、妻を殺された仁左衛門は役人を殺し
返り血のように、樹液の黒まみれになりながら
感情を絵にぶつけた!


3.黒と闇

露伴が若いときに出逢った女性も
仁左衛門の妻も、奈々瀬。
(生まれ変わりのように、木村文乃さん二役)
因縁の強さは、仁左衛門の妻の実家は、露伴の先祖。

絵の黒は、見た人の心の闇を写すのに、絶好の設定です。
黒は、拒絶する強さがありながら、一方で
否応なしに、深くひきずりこむ強引さもある色。

人が、自らの罪や後悔を見つけてしまうには
うってつけなんでしょう……
のみならず、ココでは、親族?の因果まで背負うらしい…

血縁、血の呪いなどと言いますが、それが赤なら
ココでは、黒の因縁か。
それほどまでの、“黒い絵”の“黒”とは、どんなだろう。
すごく見てみたい!(^^)/
見たら死ぬかもしれないほどの“呪縛“を背負うのは
やはり、究極に真っ黒な黒が1番なのだろう。


▼▼▼

一生さんの露伴は、適役☆
ナニ様ムードも、スタイリッシュでピッタシ☆(^^)/

“人間の手に負える美術館じゃない”(by露伴)
そんなルーヴルが舞台なのも、とても良き☆(^_-)-☆





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映画『最後まで行く』☆ノンストップに“轢き“込まれる!(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/385943
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。(リメイクだそうです)

工藤刑事: 岡田准一☆
・矢崎監察官: 綾野剛☆
・仙葉(親分): 柄本明☆
  工藤と癒着
・尾田(チンピラ): 磯村隼人☆  工藤に轢かれる

予告編では、チンピラの工藤を、スマート刑事の矢崎が
追っているのかと思っていました。
が、工藤も矢崎も警官だった……

母の危篤で、急いでいた工藤の車が
人を轢いてしまった!
同時期、工藤とやくざとの癒着疑いで
署に、監察官(矢崎)もくるという……
工藤の“不運“がどうなるのか、どうするのかに
見入っていたら、時間が巻き戻った!
不運な人生は、工藤だけではない(汗)。
轢かれた男にも………滝汗。

工藤と矢崎の関係が、いい意味で
トンデモないです…( 一一)

裏でナニが起こっているのか、真実はなんなのか
サスペンスの謎解きが
二人を太い軸にした経過となっていて
刺激的だし、すごくテンポよい!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!!!)
▼▼▼

1.あわてる工藤(^^♪

人を轢き殺した工藤を、かばうわけではないですが(汗)
バレないように悪戦苦闘するサマを、応援してしまう。

とりあえず、遺体をトランクに入れるも、ときは年末、
飲酒検問に止められる…汗。
あわやというところで、通りすがりの監察官:矢崎が
うまく入ってくれて、かつ
母の危篤(~死去)ということで、立ち去れて、遺体はバレず。(*^^)v

遺体を母の棺桶に隠すのは、不謹慎ながら、ナイス☆
(スマホを取り出してないので、鳴るのはキケン…)
しかし、安置所といえど“安置“でもなく
業者がやってくるので、油断できない工藤……(>_<)
(このドタバタヒヤヒヤは、コント…(^^♪)

しかし、そのまま“被害者“を荼毘にふすわけにはいかない事態に!


2.轢かれた男:尾田

あわてて飛び出して、工藤に轢かれた尾田は
実は、矢崎に撃たれていた!
二人はグルで、大金を保管していたが
尾田が裏切っていた。
(しかし、二人そろっての“キー“が必要だと
尾田は知らずに、失敗した)

轢かれる前に、ほぼ殺されていたとわかり
ホッとする工藤だが、そんな安堵は
無意味になっていく展開に、ドキドキ……汗。


3,矢崎

署の汚職疑いを、調査するために
年末の、しかも自分の結婚式の当日に
監察に出向いた、矢崎監察官。
なんて職務に真面目なんだ……
頭かたいほどの正義感なのか……
と思ったら、ちがった。( 一一)

矢崎は、上司(妻の父)に命じられて
ヤミ金を、管理していたのが
尾田に裏切られ、立場が危うい……汗。

~中略~

金庫を開けるのに、尾田の“指紋“が必要なので
工藤から、尾田の遺体を奪いたい矢崎は
工藤の娘を、人質にとってまで!(>_<)
(↑矢崎=綾野は、『日本一悪い奴ら』って感じ……( 一一)

工藤は工藤で、尾田の指を切り取った遺体を矢崎に渡し
自分がカネを奪おうと、案外、あがく。(^^♪

そんなこんなで、工藤と矢崎の戦い
(泥仕合&流血の惨事)が、最後まで続く――
(↑矢崎は不死身なの?ゾンビ?
苦笑するほど、奇跡が強い。(^^♪)


4.仙葉の親分(汗)


工藤・矢崎・尾田が、ドタバタ・ジタバタするさまを
“面白い“と、気分転換に楽しんだと思った本作。

↑工藤も矢崎も、警察じゃけェ何してもエエんじゃ…のノリだと
感じていたのだが……
漁夫の利をかっさらったのは、その3人にうまくからみついた
仙葉だった!!
(そうだ!ヤクザの親分こそ、何でもアリじゃけェ…だった!)


そして、もはや蛇足的に(汗)
工藤vs.矢崎が、最後の最後の最後まで、つづいた…………
(銭形警部が、ルパンをどこまでも追いかけながら
なんだか楽しそうに終わるような……爆)

▼▼▼


汚かったり、痛かったりする話ですが
ノンストップに面白くて、引き込まれてしまった!
ちなみに
引き込まれるの“引く“は
“轢かれる”の“轢く“でも、ココではOKな感じ。(*^^)v





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映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』☆ハンパない!ダンテの破壊力しつこさ(汗)

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/387050
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ドミニク(ドム): ヴィン・ヴィーゼル☆
・ダンテ: ジェイソン・モモア  ←今回の悪玉

ストリートカーレースから始まって
窃盗も始め(汗)、そんな窃盗が
“ミッション“レベルになり
車ごと宇宙に飛び上がったこともあった、本シリーズ。

スケールアップした、モノ凄いカーアクションに期待☆(^^)/
ストーリーは、アクションの理由付け位でいいのですが
ドムのファミリー愛と結束が、ベースにあるのがGOOD☆(^^)/

今回の敵:ダンテは、父と財産を失った恨みで
ドムを苦しめる。
ドムだけでなく、彼の愛するファミリー(や仲間)を
標的にするので、被害が広くダメージ「も大きい!(>_<)

うわあああああああ~~!!!(>_<)
と鳥肌モノのシーン満載!(惨事でもある……汗)


▼~▼内容にふれつつ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.ローマが壊滅的打撃(滝汗)

騙されて向かった先、ローマで
ダンテにさんざんな目に遭うのは、仲間たち……
(ドムも応援に向かう)

ローマの町に、大きな爆弾を仕掛けようとするダンテ。
(黒い鉄球のような爆弾は、サイズ的にも
かつて、浅間山荘あたりで見た記憶が…………)

起爆装置をダンテがもつので
転がったリ落下しただけでは、爆発はしない。
けれど、ぶつかれば破壊力が!(>_<)
玉突き事故のひどいのみたいに
爆弾に当たった車は、次の車や器物を
次々に損壊……

『ローマの休日』のスペイン階段っぽいところも
グッチャグチャ……( 一一)

ドムの機転で、爆発の被害は、なんとか最小限に。


2.充実のゲストたち(^^)/

ドム・仲間たち・妻子らが、バラバラになっているので
お互いに安否が心配なだけでなく
そこここで
シャーリズ・セロン、ジェイソン・ステイサム
ヘレン・ミレン……etc.らが、要所要所で
キュッと締めてくれるので、飽きない。
どころか、ドキドキしっぱなし!


3.ストリート・カーレースが…orz

作品が、スケールアップすると、もう
原点のストリート。カーレースの出る幕はないかな…
と思っていたら、ダンテと勝負!(^^)/
ああ、やっぱりやってくれるのは、うれしい♪

――と思ったら…
まともなレースではなかった……
正々堂々ではないことは、前にもあったかもしれないが.(汗)
ダンテは、走行中の他の車に、爆弾を付けた!
同時には救えない状況をつくったダンテは
ドムに、助ける車1台を選ばせた!

ドムの良心を苦しめるダンテ……
ダンテ参戦のカーレースに、爽快は、期待していなかったけれど
なんて後味の悪い……( 一一)


4.ジェイコブおじさんとリトルB(ドムの息子)

ドムをじわじわ苦しめたいダンテが
サプライズと称して、あちこちでやらかすのだが
ドムの息子は、心強いジェイコブ叔父さんと行動をともに。。

ジェイコブは、爆弾をいくつも積んだ車を走らせ
ダンテの嫌がらせに応戦する。
きっと、うまく切り抜けると信じているうちに
ドムの応援が間に合った!\(^o^)/
と思ったが
油断ならないダンテには、ダメ押しのように
ジェイコブは身を挺して、ダンテを阻止……orz


5.ドムと息子

パパと一緒になったから、息子くんは大丈夫♪
と思っても、ダンテはしつこく、しぶとい……
ダムで、大型トレーラーにはさみうちされそうに!(>_<)

前に、ドムのハンドルさばきで
ヘリ2台を衝突させたのも、凄かっけれど
ダムでの、大型トレーラー2台の正面衝突の
壊れっぷりも、圧巻だった!

はさまれる直前に、ダムの頂上から、車で下降したドム。
下降?滑走?
(ギアを入れてるの、どこをどう操作するの??
普通車ではないから、デキることなんでしょうが…)

ダムの岸辺についた父子に、安心してはいけなかった!
いつ準備したの!と思うのだけど
やたら先回りするダンテが
ダムごと爆破しようとしていた!
危うし!ドム!どうする~~~~!(>_<)


▼▼▼


一言で言えば、心臓バクバクしっぱなしで痛快です!(^^)/
やたら壊すだけでなく(汗)
それまでの経過がコっているのが、ニクイです。

できれば、応援上映で
ワー!とかキャー!とか、ヤッバ!とか
心の声をもれなく出して
なんなら、隣の人と
そこここ切り抜けたシーンで、ハイタッチしたいです♪

次回作(後編?)も、絶対劇場で☆(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ヴィレッジ』☆“村”=呪縛からの解放と納得

0518.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/382909
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

片山優: 横浜流星☆  ゴミ処理場に勤務
優の母: 西田尚美☆ アルコール・ニコチン・パチンコ依存  借金漬け
美咲: 黒木華☆  東京から戻りゴミ処理場に勤務
村長: 古田新太☆
透: 村長の息子 ゴミ処理場を仕切る
恵一: 美咲の弟 ゴミ処理場に勤務

冒頭。
村の民俗芸能の薪能の炎と重なるように
放火・火災の映像が重なる。
伝承は、能だけではない。
いわくある事柄は、いつまでも過去にならない…

横浜さん=優の、絶望感ただよう風情が
気になっていました!
彼は、父の“コト“で、村民から後ろ指をさされ続け
依存症の母の借金返済のため
ゴミ処理場で、奴隷のように働いていた。
その出口を願いつつ求めつつ、鑑賞☆(^^)/


▼~▼内容にふれつつ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

新型コロナが流行し出した頃、
聞いた話では、(地元の)ある村では
患者第1例目の家は、村八分になったとか
感染した家は、村人から、家や車に何かされたとか
遂には、引っ越して、村を出ていったとか………
小人口の“村”での風当たりの強さは
そこでの逃げ場がなく
そこで生きていけない感じになるのが怖い……(>_<)

優の“村“では、多様性も選択肢もなかった。
優は、犯罪者の息子という目でみられ
ダメ母の借金、返済しなくてはいけない。。
仕事場は、村の産業ともいえるゴミ処理場。

このゴミ処理場は、仕切ってる奴がゴミ…( 一一)
村長の息子(以下:ゴミ息子)で、やりたい放題。
賭けの道具に、優をボコボコにさせる…
(勤務中なのに(>_<))
さらに、ゴミみたいな奴らが(汗)
夜に搬入する不法投棄の始末をさせられる優。
(そうでもしないと借金が返せない!)
弱みとばかりに、それを撮影してくるゴミ息子には
イライラするヮ…( 一一)

両親のせいで、尻ぬぐいさせられる、優が気の毒…
自分だけでも、村を出るべきでは??
でも、母親を見捨てられないんだね……

生き地獄のような優にも、転機が来た。
帰郷した美咲が、ゴミ処理場に就職して
ゴミ処理場の“広報“担当に、優を推薦した。
(父のことで反対する者もいたが、乗り切る(^^)/)

身だしなみも表情もパリッとして
生き返ったような優。(母親の件も、上向きに(^^)/)
ああ、このまま前向きに行ってほしいナ……

しかし、暴君が1人いるだけで、戦争が終わらないように(汗)
ゴミ息子がいるんだナ……ココには……( 一一)
ゴミ息子は、優とイイ仲になった美咲に、横恋慕していて
あるとき、美咲の自宅に来て、襲った!(>_<)
助けに来た優も、クマのようなゴミ息子に、殺されそうに!!(>_<)


さて、能に親しむこの村にあって
美咲にも優にも、能は近い存在。
幽玄な能には、夢うつつの夢も重ね…
父の事件のことも、自身の不遇のことも
過去も未来も、すべてが
夢まぼろしであったら、よかったのに………………

しかし、現実を掘り起こした者がいた。
美咲の弟:恵一だ。
不法投棄したものを見つけてしまい
なぜか、村長の弟に報告(タレコミ)してしまった!(>_<)

↑本当は、正しいことなんですが
村長から、対応を丸投げされた優は困る…汗。
自分も、その片棒を担いだことあるし
写真も撮られてるし
広報担当の今は、世間にもれたら大惨事!

↑優の味方目線なので、恵一には
余計なことして!……と思ってしまう私……
幸せに行っていた優も、足元が崩れる危険に
落ち着きも、人間性も失いそうに……
(人は境遇で、鬼にも仏にもなるという人間臭さが
横浜さんで観られるのは、良き☆)

そうこうして、ゴミの埋め立てから
ゴミ息子の遺体が発見された!

ゴミ息子のスマホも一緒だったから
写真や動画から、最期には
美咲と優が一緒だったとわかってしまった!
(なぜ、スマホを取り出さなかったの……)

ココからは、末期的……orz
優は、村長に、ゴミ息子の“件“を話した。
すると、村長:父は、トラブル息子がいなくなって
むしろホッとしたなどと言い (滝汗) しれっと
優とともに、村を盛り立てようと、のたまったあげく
ゴミ息子殺しは、美咲にしようと言い出す…orz
(実は、優を助けようと、美咲がはさみで刺殺したので合ってる)

立場を利用し、優をイジメ放題で
好きな女を、わがものにしようと襲って
それを阻止しようとした優を、殺そうとし
優を助けようとした美咲が、“防衛“した――だけ。
元は
ゴミ息子のアレコレが悪いから
そうなっただけなんです!

そもそも
その大元は、親の村長ではないか!!!
(育て方とか…もう銀河鉄道パパの爪垢すらもったいない!)
この村を盛り立てて、云々…と言っているが
この村がダメになったのは
済みにくい場所にしてきたのは
村長家なんじゃないんですか!(怒)

かつて、信念のあった父が、そうしたように?
優は、このゴミ父村長を手にかけた。
そして、父と同じように、火をつけた……………

それは、優にとって、新たな苦難の始まりかもしれないが
一方で、彼をがんじがらめに閉じ込めていた
“村”という元凶を葬り去った、という解放だったのかもしれない。
(村長の母は、巻き添え……(>_<))

優に、未来や希望を祈るのは、もはや
私の自己満足でしかないかもしれない。
けれど、この村の能になぞかければ
幻でいいから、優の中に“納得“があったならいいナと……
ラストの表情から……


▼▼▼

都会にいると、のどかでいいと思うこともあるようですが
田舎暮らしは、それなりに、色々キビしさもあると…
「村」というタイトルに、「険しさ」を覚悟して鑑賞しましたが(汗)
横浜さんの表情、人物変化は、とても良き☆(*^^)v
人間臭い作品、今後も期待です!(^^)/



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映画『TAR/ター』☆ケイト=ターのキャラ圧!(^_-)-☆

キャプチャ


作品について  https://www.allcinema.net/cinema/384686
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・リディア・ター: ケイト・ブランシェット☆  指揮者♪
・シャロン: ターの恋人  バイオリニスト
・フランチェスカ: ターの助手
・オルガ: 若いチェリスト


女性指揮者が、なにかと苦労して
(オーケストラの解散危機とか、団員との軋轢とか)
ついに
名演奏の大団円で終わるのかと、思っていました。

小学校のときの友人のお姉さんが、指揮者なのですが
初めて知ったときには、(指揮者=男性との思い込みがあって)
衝撃的に新鮮な印象でした。

そんなことを思い出しつつも、女性指揮者ターは
全面的に、ケイトの迫力あるパワーで
始めから終わりまで、押しまくられた感じです。
(ドイツ語も交えた、怒涛の長ゼリフは
ドキュメンタリーを見てるみたい)

強烈な個性は、サクセスストーリーではなく
成功後の日々にある、それなりの苦悩と
身から出たサビ?に、まみれた感……汗。


▼~▼内容にふれつつ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

まずは、ターの現状。
あのバーンスタインを師と仰ぎ
あのベルリンフィルの首席指揮者にして
あのジュリアード音楽院で、教鞭をとる。
マーラーの録音は、交響曲第5番を残すのみで
作曲にもとりかかり、自伝の出版も……
エネルギッシュな忙しさは、ボロボロどころか
その人を充実させ、キラキラさせる♪♪♪

楽団員も、恋人も、助手も
養女のイジメっ子も(汗)
ターの魅力や畏怖やらで、ひれ伏してしまう……

序盤の印象的なシーンは、ジュリアードの学生との悶着。
(意外だったが)ターの専門は、民族音楽。
そのためか、ある男子学生は、いわゆるクラシック音楽でなく
民族音楽を披露したのだが
ターがバッハについて尋ねたとき、彼は
子だくさんのバッハを女性差別者だから好まない、と答えた。

彼の言うことに耳を貸しつつも、納得しかねるターは
彼に議論をしかけることになり、結果
ロボット呼ばわりされた彼は、悪態を吐き、退場した……

私こと、個人的には、彼の考えには賛同しかねマス。
いくら、いい作品でも、作者に納得できないと
坊主憎けりゃ袈裟ま憎いということなんでしょうが
バッハの性格や価値観はどうであれ
それらを無視できるくらい、演奏したくなる作品だと思いますョ♪
それに
学生が演奏したアフリカ音楽(だったか)ですが
アフリカにも、ひどい女性蔑視の風習あるじゃないですか…(汗)
なんだか
平等を意識するあまり、逆に、排他的・差別的になるという
矛盾が生じてる印象なんですよねェ…

ターがレズビアンというのも、ジェンダーフリーやLGBTQの
男女同権etc.の意図なのかな……と思ったけれど
ん?ちょっと違う???

ターは、養女の“パパ“だと名乗るシーンあり。
ということは、彼女は、男性としての立場なのか。
ということは、女性指揮者でなく男性指揮者として
タクトを振っているのか………?
(必ずしもそうというわけではないけれど
女性が、男性と同じ扱いを受けるには
(立場など)男性になる必要のあることがあります……
女性のままでは、男女同権にならないのなら
男女平等とは違うと思うの…
けれど、本作では、それを主張しているわけではなさそうなので
スルーしときましょ……(^^♪)

そんなわけで、ターを男としてみれば……

恋人のシャロンは、まんま“妻“の立場。
心を許せる相手ではありますが
“甘え”すぎると、捨てられることはある…orz

助手のフランチェスカも、信頼大☆
この方は、微妙です。(^^♪
副指揮者の地位を狙うから--だけでなく
ターには愛人的な想いも、あったのか……
ターが、弟子(クリスタ♀)のメールの無視・削除を命じたとき
フランチェスカは、従わなかった。
(彼女のことをよく知ろうとし、保存しておきたかった?)
元カノと知ったクリスタを、スパッと切れるターに対し
明日は我が身の危険を感じたための、防衛策か???

いずれにせよ、好意的であっても、愛であっても
その想いが強ければかえって
逆風が吹くときは大暴風になり、見限ることに….orz
心が離れれば、人は去る。

けれど、帝国に君臨する暴君は
足元の火種には気づかないまま
(“裸の女王様”になっていることも知らぬまま)
次なる“お気に入り“が、目に入っちゃう…( 一一)

ターは、新人のチェリスト:オルガを見染め
理由をつけて、次の公演のソリストにした。
納得しかねそうな団員たち……

指揮者として、自分の音楽をつくると言う点では
誰にも何にも妥協しない—というのは、あるとは思う。
(ただし、理解や協力を得ながらネ(*^^)v)

しかし、そんな“女王様“グセが
指揮以外の日常のあちこちで、出まくってしまうのは
人としての破綻なんだと思います。
(例えば、日常で幻聴がやたら聴こえるのは、その暗示?)

ターは、例のクリスタ側から訴えられ
事実上、その地位を失うことになっていく--

しかし、ターは、アジアに活路を見出したらしい…
(“裸の女王様”は、誰かに裸を指摘されなければ
いい意味で、そのまま歩み続けられそう…)

アジアで、ターに、お勧めされたマッサージ店は
純マッサージではなく、居並ぶ女性を指名するたぐいの
“男性向け”の店だった。
ターは、ソレを好む男性客とみなされたのか?
不快になったターは、“裸“の自分に、少しは気づけたか?

意味深なのは、ラストシーン。
ターは、そのアジアで、指揮していた。
戦士のコスプレ(ゲーム?)した客の前で…
コレは何??
幻聴超えた、幻覚か???
フツーじゃない状態でも
リセットすれば、何度でも闘えるってか???
強きターよ………………(^^)/

▼▼▼

一言で言えば、メインは
音楽性や芸術性ではなかった…?(^^♪

偉くなっちゃった“裸の女王様”の気丈さは
あたかも、不滅のオバタ〇アン(汗)。
指揮棒を振るごとく
他人の人生をも、振り回したあげく(汗)
1度は、自分もつまずくも
不死身のたくましさで
わが人生は、棒に振らない……(*^^)v

ケイト=ターのキャラ圧が過ごすぎる!
Sehr gut!(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
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映画『MEMORY メモリー』☆認知症の殺し屋ダンディなリ―アム!

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/387128
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・アレックス(殺し屋): リーアム・ニーソン☆   アルツハイマー病+
・セラ(FBI): ガイ・ピアース☆
・美魔女社長:  モニカ・ベルッチ☆ 

リーアム・ニーソンの殺し屋モノは見なければ!(^^)/
彼の殺し屋像は、硝煙キナ臭い感じでなく
品があって紳士的な感じなので、好きデス!(^^)/
いつまでも、ダンディだな~と思っていたら
今回は、認知機能(記憶力)の低下ある
年齢を感じさせる設定と…………
(そーゆー設定って攻めてますよね……
007シリーズでは考えられないかと……)

とにかくもう、ストーリーそっちのけで
リーアムの殺し屋稼業を、見るだけでいいと思っていたら
単に、対FBIというわけでなく
真の敵がいたりして、よかった!\(^o^)/
なのに………orz
まさかの展開?もあって(涙汗)
でもそれなりに、よかった!!(*^^)v


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

冒頭から、サクッと仕事(殺し)を片付けるアレックス☆
けれど、記憶が怪しくなってきたので、引退を考える。
されど、こーゆー稼業って、足抜け難しいですよね…汗。
有無を言わさず、仕事が入ってしまうが
対象が少女と知り、パスしたアレックス。

一方、FBI(セラら)は、メキシコからの不法移民の
人身売買の容疑を捜査していたが、セラのおとり捜査が失敗し
売春少女の父(情報もってそう)を、死なせてしまい
少女を重要証人として、移民収容施設から別宅に移して
保護していた。
(アレックスはその少女を殺すはずだった)

事情があるとはいえ
父が娘に売春させる感覚が、理解できない……( 一一)
「銀河鉄道の父」の爪の垢でも煎じて飲ませたいョ)
そんな父を頼らざる得ない少女の境遇が不憫…orz
しかも
(アレックス以外の人に)殺されてしまう…………..orz

少女殺しのニュースを見て、慌てたアレックス。
自分が殺したのかどうか、覚えていない……汗。
犯行時刻に一緒にいた女性に、アリバイを確認する。
何をしたかしないか覚えていなくても(汗)
アリバイがあるのは、良き☆(*^^)v

どうも、人身売買を牛耳っている白人の大物がいるらしい。
ソイツが指示しているらしい。

さて、モニカ・ベルッチ大富豪社長が
年齢不詳にキラキラセレブで、登場!(^^)/
電話で、大口の寄付して、イイ人っぽい……
と思ったのもつかのま。
彼女が、ラスボス悪役だった!でも、なぜ?
(以下、モニカ・悪ッチということで、ワルッチと呼ばせて頂きます)

ワルッチは、バ〇息子の悪趣味の言いなりに
不法移民を食い物にしていた。
ほかのバ〇にも、未成年を“融通“して、弱みを握り…( 一一)
バ〇息子の悪行がバレないように
関係者を消す依頼をしていたワルッチ!(>_<)
(親の愛情の方向性がおかしい…( 一一)
彼女にも、“銀河鉄道の父“の爪垢を飲ませたい…….)

ワルッチが、人身売買・殺しの黒幕だとわかる証拠の
通話記録をゲットしたアレックスだが
なにぶん、記憶が……
どこにしまったっけなァ……(>_<)
大事なものほど、通常でないところに隠しがちで
誰にも見つからないところに隠してしまい
自分でも見つからないこと、ありますよね……汗。

アレックスを逮捕すべきFBI:セラだが
少女殺しへの怒りは、アレックスと一緒。
ワルッチを逮捕したいが、証拠がないので苦戦……

アレックスが口にしたのは、謝った単語のつづり。
謝りは、認知症のせい???と思ったが
それは、隠し場所のヒントだったとあとでわかった!(^^)/
アレックスが、アジトにした廃墟が
実家の元パン屋さんだったのも、伏線となる。(*^^)v

船のパーティに潜入し、バ〇息子を
いつものように、サクッと始末したものの
ワルッチを逮捕できない可能性に絶望したアレックスは
自ら、敵の弾丸の雨の餌食に……orz
え!?
主役不在となった終盤…( 一一)

しかし、ワルッチ放置のまま終わるわけはなく
思わぬ形で、成敗される。
ソコは、急な展開で
因縁のセラ刑事に、容疑がかからないように
同僚女性が、アリバイを作った感じになっていたのも
なにやら謎めいていて………

でも、やはり、モニカ・ベルッチは
リーアム・ニーソンとの2ショットで
美麗かつサクッと、成敗されてほしかったナ~。


▼▼▼

認知機能の低下により
ご飯を食べたかどうか、忘れてしまうこともあるように
殺したどうか覚えていないということも……汗。
そんな殺し屋の記憶のかけらに
重要な意味があったのは、とても良き☆
もちろん、ダンディなリ―アムを、堪能できたのも☆(*^^)v




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テーマ : 洋画
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映画『銀河鉄道の父』☆役所さんの「雨ニモマケズ」に泣く(T_T)

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384810
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・賢治の父: 役所広司☆
・宮沢賢治: 菅田将暉☆


役所さんと菅田さんに期待して鑑賞☆(^^)/
宮沢賢治さんでなく、お父さまに着目というのに
興味をひかれます!(^^)/


▼~▼内容より雑談です。
▼▼▼

子供の頃にふれた賢治さんの印象は、
畑と文学。
いわゆる作家とは違って、農民作家?と紹介した文もあったかと。
農業とともに生きて、若くして亡くなったー
くらいしかご本人のことは知らない私………orz
農家のお生まれと思ったら、実家は質屋の
長男でした。(跡取り)

冒頭から
列車内で、息子(賢治)の誕生を喜ぶ父の姿が、良き☆
それだけで、もう胸アツな私………
当然ながら、親は生まれたときから子供が大事☆(^^)/

賢治が腸炎で入院したとき、付き添った父。
これは、重要な案件でしょう!(^^)/
どれだけ心配して大切に思ったことか……

そうやって、ああやって、手塩にかけても
子供は、わが道を行く………………
それが成長というものかもしれないけれど
賢い賢治は、賢い分、考えが深くて
黙って家業を継ぐことに収まらず
農民の暮らしについて考え、悩む……………

(お釈迦様も、王子という身分で、悩まずに王位を継げたのに
生老病死、人の苦悩について悩み、城を出たことに似るような…)

(お釈迦様のご縁かは知らぬが)
日蓮宗に傾倒する賢治。
ソレが悪いとはいいませんが、実家の宗派と異なるし
人騒がせなパフォーマンスになってたし………orz
(私の実家のほうでも、冬になると、あの太鼓を叩きながら
寒行をして回る一団がおられて
た〇りが来たなどと言って、脅える子供だちもいた……)

進学もさせ、お金も出した父。
けれど、愛する長男は、質屋を継ぐ感じではない………
親は、子供が跡継ぎだから大切にするわけではないし
子供が大きく成長してくれるのはうれしい…
でも、やはり、自分の分身のようで
自分の命や生活の“続き“を、つなげてほしいものだ………

菅田さんの賢治像がイイ☆
実直で、こうと決めたら譲らなさそうな強さ。
それでいて、にじみ出る優しさ、温かさ…

そして役所さんも☆
懐が深くて、存在の大きい父親が
わが道を行く息子に
ため息をつくような表情を、感じさせる横顔が
とてもとても、胸に切なくてイイ………………..

物語や詩を作ってあげた対象だった妹が
若くして、結核で亡くなったあと
賢治も結核にかかってしまった!

その頃は、文筆もしながら
農家の方に、農業を教えていた賢治。
(私の家の畑にもスギナが生えるところがあって
酸性土壌だったか!(>_<)賢治さんから教わる。)

離れの一人暮らしがムリになり
家族のもとで、看病されることになった賢治。
父は、病気が間違いではないかと医師に詰め寄ったが
この気持ちを思うと、本当につらい……
娘も亡くなり、長男まで死を待つ身とは…………orz

そうして、いよいよ臨終近いとき
父は賢治に「雨ニモマエズ」を、大声でそらんじてきかせた!
息子の作品を暗記したのは、何度も読んだから。
何度も読んだのは、それがいとおしかったから。
(ただ気に入ったというのとは、意味と重さが違う)
大切な息子の生み出した作品だから…………
涙でいっぱいです…………….

そうして、旅だっていった賢治…………
なのだが
亡くなった妹と賢治と父と3人で
銀河鉄道に乗っているラストシーンがイイ………

冒頭の、賢治が生まれたときの列車と呼応して
人生・命を、父の愛で大きく、ぐるっと包んだ感じ。
賢治の作品とともに、永遠に終わらない世界へ
つながっていく感じで…………………

ところで(余談です)
先日、花巻の温泉に行きました。
花巻と言えば
宮沢賢治も、このあたりで生まれたんだな~と思っていたら
大谷さんという名前を、何件か見つけました。
そういえば、大谷翔平さんも、花巻東高校だったか…
このあたりの空気を吸って、生活してたんだね…などと
しみじみ……(*^-^*)


▼▼▼

宮沢賢治の作品が、広く知られるようになったのは
彼の死後だそうです。
(文筆で食べていたわけではなかったと)
作品を、彼は“.自分の子供“だと言っていた。
たくさんの子供たち
世に送り出してもらって、よかったよかった☆(^^)/



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テーマ : 邦画
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映画『エヴァの告白』☆移民女性の困難と“男の白状”(汗)



キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/347717
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題: THE IMMIGRANT)

・エヴァ: マリオン・コティヤール☆   ポーランド移民
・ブルーノ: ホアキン・フェニックス☆   興行師
・オーランド: ジェレミー・レナー☆    芸人  ブルーノのいとこ

1921年.ポーランドからアメリカ(NY)へ、妹と渡ったエヴァだが
妹は結核で収容され、滞在予定の叔父夫婦は、いないものとされ
送還されそうになった。
そこへ現れたブルーノのおかげで、入国できたエヴァは
ブルーノのもとで、“劇場の仕事“をすることになったー

か弱くて、運が悪くて、幸せ薄そうな女、
それでいて
凛とした美しさと、芯の強さある女性を演じさせたら
マリオン・コティヤールの右に出る者は、いないかと☆(^^)/

原題そのままに、ある移民女性の困難と苦難の物語は
見ていて辛くなる……orz
けれど、光ある出口を信じて、応援しながら見た!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

身寄りがないと移民できないので
叔父夫婦を頼ってきた姉妹。
しかし、結核を疑われた妹は収容され
叔父夫婦の住所は確認されず
送還されそうになった姉のエヴァ。

入国審査では、入国時の船内での“あること”も詮索され
ゆく手を阻まれっ放しのエヴァに、見ているほうも
不安でいっぱいの気持ちに……
何にも守られない不安感ョ……….

そんなとき、紳士風のブルーノが現れ
入国させてもらって、仕事まで世話してもらえることに☆
(手違いも、解決も、きっとお金か損得がからんで
ナントカなっているんだろうな……)

ブルーノが出入りする劇場のショーに出る一方
妹の救出のための資金稼ぎのために
エヴァは、売春にも応じることになった。

↑ココ、さらっと述べましたが、苦渋の選択です…orz
ただ自分が食べていくだけなら、そこまではしたくない。
妹のためとか、助けてくれたブルーノのためとか
他人のために、身を投げだす覚悟を決めたのかと。

ブルーノはずるい……汗。
ほかの女性にも、売春させるような男なのに
エヴァに接するときにも、好意的・紳士的な態度だから
お金になる仕事を回してくれる、親切な人みたいに
思ってしまいそうなんですョ……( 一一)

芸人オーランドは、エヴァを想い、ブルーノとの関係を
やめさせようとした。
好きなはずの女に、売春させるブルーノはおかしいと。

二人の男の間に置かれたエヴァ。
どっちも一長一短(汗)で、いや、一理あって
どちらに付いたらいいのか……
そもそも、女ひとりで無事に生き抜くのはきびしいから
誰かよさげな男に、頼らざるをえなそうなムードが
エヴァの前に影を落としているのが、辛くもあって………

それが、温かな恋愛感情ならいいけれど、そうとも限らず
それでも、男性からいい目を見せてもらえるなら
女の幸せにつながる…….けれど
それがうまくいかない女は、嫉妬に狂うかも…滝汗。

ブルーノとオーランドが、エヴァの前で争ううちに
ブルーノがオーランドを刺し殺してしまったとき
ある女は、エヴァが殺したと、警察に密告したので
追われることになったエヴァ。(T_T)
ブルーノは、エヴァを連れて逃げたのだが………

ところで  (邦題になった)
エヴァの、教会での告白。
移民船で、食べ物を盗んだのは、生きるための罪としても
男たちに乱暴されたことで、ふしだらな女にされたと言ったエヴァ。
それは、被害者では????
入国審査での、船内での事件がソレだとしたら
被害者であって、事件の当事者というのとは違うでしょ………

ブルーノのもとで、売春したのも含め
死に物狂いで生きようとするのは、罪なのかと
告解というより、疑問を投じたエヴァには、強く共感した☆

さらに、この告白で、印象に残った言い回しがあった。
それは
そのときのブルーノは、警官に暴行され、ボロボロになっていたが
そんな彼のそばに、エヴァは“遣わされた“という言い方をした。

なんでこんな目に遭ったのかーという苦境のとき
ただ自分の運命を、呪いそうなんですが(汗)
神が与えた試練とか、あえて神に遣わされたと思えるのは
ひとつの救いになるのかな…….
(なかなか、そう思えないかもしれないけれど
良き考え方なのかと (^^)/)

そんなエヴァの告白で
邦題を回収して、ホッとしている場合ではない事態が!(>_<)
ブルーノが、エヴァに告白!!!!(愛ではない)

実は、エヴァに目をつけたブルーノは
手をまわして入国拒否させ、迎えに来た叔父も追い返し
自分が、善人面して、助け船に入ったと白状した。
そんなこったろうと思ったヮ….
タイミングよすぎで、話が出来すぎさんだもの……
邦題は、“ブルーノの白状”にしたいくらいだヮ……( 一一)

そんなこんなありながら
エヴァは、叔父(叔母)にお金を工面してもらい
ブルーノの“つて“で、妹を引き取ることができ
やっと再会できた姉妹で、
ようやく一緒に、“旅立つ“ことができた。

その道のりの、なんと、複雑で困難だったことか………..
しかし、移民の人々の中には
それやこれやで、離れ離れになったまま
命を落としたり、なかなか再会できない人もいたのだろう…
エヴァを見ていると、移民の苦労が身にしみてくる………

とにかく、再会できた姉妹の未来が
明るいことを祈るばかりの気持ちで、見終えた☆(^^)/


▼▼▼

マリオンが、不遇な女性の風情マンマンだったので
なかなか鑑賞の勇気がなかったのですが
やっと鑑賞☆(^^)/

不幸な中にも、美しく生きる強さが光るマリオン☆
絶賛です!!!(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『グッバイ、レーニン!』☆息子の語りは“東”の母への想いを綴る

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/318878
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

アレックス: ダニエル・ブリュール☆
・父: 西ドイツへ亡命
・母: 反動で東ドイツに忠誠を尽くす教師

アレックスが、反体制のデモに参加・逮捕されるところを
目撃した母は、ショックで(心臓発作)昏睡状態に。
その後、ベルリンの壁が崩壊し、東西統一したドイツ。
8か月後に覚醒した母にショックを与えないようにと
アレックスは、旧東ドイツのままの生活を継続して
母を、自宅療養させることにしたー


▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼

あらすじからして、最後には、母が
「東西ドイツの統一」=「社会主義の消滅」
=「祖国:旧東ドイツの消滅」を知るのかと思い、
真実を知ったあとどうなるのかーーと思っていました。
しかし、そうではなかったのが、予想外で
深かった!(^^)/

母は、父が女性がらみで西側へ亡命して以来
東ドイツ・社会主義に、命を捧げんばかりになった。
夫=愛するものの代わりに、なにかに
魂を預けたくなったというのもアリだが
子供(アレックスと姉)のためにも、体制に傾倒するほうが
有利だったかもしれない。

まずは、旧東ドイツの生活の継続の苦労…汗。

西側の文化が入ってきてからは
商店には、みごとに、東側の商品が消えていた…汗。
仕方なく、ゴミ置き場で、例の空ビンを見つけて
詰め替えたアレックス………
(私、コレやったことある……汗。こだわりの強い相方に
面倒を避けたくて、件の外箱に入れ替えて
何食わぬ顏で、提供したことが…………(>_<))

TVを見たいという母に、困ったアレックス。
ビデオを借りて、ごまかしていたが
同僚に協力してもらって、ニュースもどきの映像を制作。
そこまでするとは!涙ぐましいョ……

そんなあるとき、アレックスが仮眠中に
母はベッドを離れ、外に出てしまった!
そこには、西側の人々や西側の車が!!!

そのとき、母が見たのは
ヘリで運ばれていく、同志:レーニン像………
(グッバイレーニンの光景だが、まだ母は、レーニンに
別れを告げる状態ではない………………)
ああ!わかっちゃう~~~(>_<)と思ったが
幸いにも
そう簡単に、事態を飲み込めるはずも.なく……

アレックスは、西ドイツの難民が押し寄せたことにした。
西ドイツの資本主義が、東ドイツの社会主義化したことに。
(逆なんだけど)

母のためと、古き東ドイツの維持を演出していたアレックスだが
それは、自分の理想としていたものだったと
気づき始めるのが、ニクイ。

ママ大好きのアレックスは
東ドイツの“体制“が母の大切な世界で
守るべき母そのもの?と信じていたようなのだが…

容体悪化した母の激白!!!という展開が良き☆

実は、母は父と西側に亡命するつもりでいた。
先に亡命した父は、女性がらみでなく
何度も母に手紙を送っていたことも、判明した。
しかし、子連れでの亡命に、危険を感じた母は
亡命を諦めた上で、体制に、過度に迎合し
生きてきたのだった。

ドイツが東西に分断された不幸と、、それでも
強く生きてきた母の生き様が
いっぺんに、強烈に、つきつけられた瞬間だった。
(ドイツでは大ヒット作品だそうですが
多分、経験的にも、思うところある人が多かったのではないかと。)

アレックスは、母のために、滑稽にも必死に
東ドイツを演出してきたが、心の奥底では
母の希望は、西側にあったのなら…………………
息子の気持ちも、複雑に揺らいだだろう………

自分の思う“東ドイツ“を演出したアレックスには
その世界こそが、母と一体化した良き思い出であって
母に“西側“を認知させることは
母の存在と思い出が、消えてしまいそうで
自分のためだったのではないかと………….
それは、彼の無意識だったかもしれないが
母は、最期まで、東ドイツの“西側化“を
アレックスから知らされることなく、この世を去った。

しかし、死に目に、夫に逢いたいという、母の願いのため
アレックスは、父を探し出し
父は、母と二人だけで、語らいの時間をもったので
母は、東西ドイツの統一を知った上で
アレックスには、知らないふりをしていた可能性も……?

何が本当によかったか、わかりかねることはある。
けれど、もはや、西側化した東ドイツでは
グッバイレーニン状態なのだから
東ドイツ(社会主義)の良き思い出も、悪しき制約も
すべてまるごと、さようならなのだ。

母もその状態で、天国に旅立ち
ただ安らかであってほしいと、願ったかと……
その割には、遺灰を、違法にも空に打ち上げて“散灰“するという
大イベントで送ったのも、それはそれで良き☆(*^^)v


▼▼▼

東西ドイツの統一後
東ドイツ時代を懐かしむ風潮(オスタルギー)も、生まれたそうですが
過ぎてみると、いい思い出だけが、蘇えることもありますよね……
(大ヒットはそのためかな…)
東も西もあるけれど
アレックスの語りで、綴られたような本作は
母への想いの強さなんだな、きっと…………




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映画『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』☆東京タワー:殺人事件とサスペンダー

キャプチャ




作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/332756
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

(鑑賞済みなのに、忘れていました……)

冒頭から、黒ずくめの男につかまり、しかも
工藤だとバレていたコナン!(>_<)
いきなり、ドキドキをかましてくれます!(^^)/

軸は、連続殺人事件の犯人さがし。
そこに、なぜか食い込む、黒の組織。
そんなこんなで、終盤は、黒の組織が
コナンを狙う!(>_<)

いろいろ複雑で、ホント、飽きさせない!(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレではないかも)
▼▼▼

1.連続殺人事件

犯人さがしのストーリーで、刑事モノを満喫♪
現場に残された麻雀パイや
「たなばた、きょう……」の
ダイイングメッセージ……
事件解決のヒントが、事件を
より複雑に仕掛けていくのが、ニクイ。


2.黒の組織の関わり

その事件の捜査会議に、黒の組織が“潜入“したのを
悟ったコナン。
どうやら、秘密のファイルを
被害者の誰かが持っていたので
対象者を消すはずだったのを、犯人に殺されたらしい。
そして
そのファイルが、(意図せず)犯人の手に渡ってしまったようで
事件をさぐっていたらしい。
(うまくからめたもんだ!(*^^)v)

変装で、警察の誰かに化けたのだが
わかるまで、どの人も、疑ってみてしまう……( 一一)


3.アイリッシュとコナン

今回の黒の仕事人は、アイリッシュ。
警察の誰かに化けて、潜入したのみならず
コナンが工藤であることも、つきとめてしまった!(>_<)
危うし!コナン!(>_<)

しかし、“黒い“組織というのは
仲間うちでも、戦々恐々。
心ゆるすどころか、深いところでは、恨みさえある……
アイリッシュは、知り得た“ネタ“は
“隠し玉“にするつもりだったよう。

彼は、東京タワーで、任務のファイルを取り返したのだが
彼が逮捕されると予想した、黒の組織:ジンは
アイリッシュを、ヘリから狙撃!!

それまで、戦っていたコナンとアイリッシュだが
理不尽な目に遭ったアイリッシュを
かばうコナンが良き☆
(自白させる意図があったのだが)
いたわる姿勢は、人として、いいんじゃないかな☆(*^^)v

だから、たとえ、真実を語ることはできなくても
ジンの発砲から、コナンを守ったアイリッシュには
熱いモノを感じたョ………
(ココ、思い出した!\(^o^)/)


4,東京タワー(東都タワー)……汗

東京タワーは、見せ場の大舞台!(^^)/
連続殺人事件の真相も、フェイントつきで
ココで、はっきり☆(*^^)v
悲しい過去の事件がきっかけの
愛憎うず巻く真相が、深くて良き☆

ピンチのコナンを助けるため
空手で奮闘する蘭☆
気丈でカッコイイ蘭、好き☆

そして、黒の組織のヘリからの銃撃!
このときの的は、コナンひとり。
東京タワーのコナンを狙う。

東京タワーのアングルも良き☆!
下からグイッと見上げ、そびえたつのも!
上空から、グルリと見下ろすのも!
そんな東京タワーが、ハチの巣に!(>_<)
銃弾が、雨あられなら
ガラスの破片は、シャワーか!(>_<)

東京タワーが、メチャメチャになるのは
ゴジラとかウルトラマン以来だろうか……
こんなに、壊しちゃってェ……………(T_T)

この迫力の中、逃げきるだけじゃないコナン!
博士が開発したサスペンダーの伸縮力を利用して
ヘリに応戦してやった!!!\(^o^)/
(ビヨ~~ンと引っ張って、バチンと放す!
これは痛快だよ!まさにマンガ!(^^♪)


▼▼▼

黒の組織の.:ジンが、コナンに近接してきた本作は
危険度が高そうで、それが楽しみなだけでなく
ストーリーの仕掛けも、趣向をこらしていて
コナンの世界に、どっぷり浸れました!(^^)/

気分転換に吉☆(^^)/




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』☆まぜるな危険!(>_<)

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/380305
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

公開が春で、ハロウィンの時期でなかったので
気分が乗らなかったのか、劇場鑑賞しませんでした。
けれど、必ず観たいコナン作品☆
結婚式と爆弾犯と殉職した刑事—
予想以上に、複雑にからみ合ってた!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.冒頭の結婚式

冒頭は、佐藤と高木の結婚式♪
タイトル匂わせの結婚式を、冒頭から☆
幸せモードは、そのままコナンと蘭の気持ちも映す。(^^♪
二人の絆を確認するようなシーンがあるのは
いつも期待するし、安心する。

しかし、今回は、コナンたちよりも
佐藤の心に、フォーカス。
高木くんとの結婚は、ありなのだが
今回は、実は訓練。(^^♪
(目黒警部の同期:村中の結婚式が
脅迫されていたので、護衛するため)

訓練で、佐藤は、以前、爆弾事件で殉職した松田刑事を
思い出していた。
今は亡き松田が、大きな存在感となっていくのも、面白い。(*^^)v


2.安室さん

脱獄した爆弾犯を追っていたのは、公安:安室さん。
が、そんなこんなで、首に爆弾をつけられてしまった!(>_<)
隔離された安室は、密かにコナンを呼び
ことの次第を説明し、援助を求める。

注:安室さんの立場は複雑で、あるときは公安、
あるときは喫茶ポアロの店員、あるときは黒の組織員―
名前も安室徹、降谷零、バーボンと変わり
ちょっとご無沙汰していると、わからなくなってしまう…
アムロ・レイと言ってしまいソ……


3.松田刑事さん

安室の同期のひとりで、爆弾事件で殉職。
今は亡き人だが、今作では
人質をとってまで、松田刑事に逢おうとする人が登場。

亡くなってしまったのは、悲しいことですが
思い出話にとどまらず、その人の存在感を
生き生きと描いてくれるのは、すごく良き☆

コナン作品は、以前、チョイ役(汗)で出ても
あとの作品で、再び、しっかり出てきてくれるのが
うれしいの。
作品全体が、大きくつながっている実感があって☆(^^)/

コナンが、爆弾を“止める“ときの工夫が
同じく、今は亡き別の刑事の思い出を引用したのも
切なくて、良き☆


3.ハロウィン♪

▽要反転▽  ネタバレ!


村中さんのハロウィン結婚式を脅迫したのは
村中さんの花嫁だった!!!!!
(タイトルそのまま…….汗)

村中さんは、運命の出逢いの女性だと信じていたと思う。
なのに、利用されただけとは……orz
色恋を利用した、これも一瞬の赤サギ!?
この女はコナンたち、子供も爆死させようともしたし
なんて奴……..(>_<)


▽▽▽

犯人を特定しただけでは、まだ!(>_<)
爆弾をなんとかしないと!

爆弾は、劇中、何度も出てきた。
二つの液体が混ざると爆発する………
ハロウィンの飾りつけ(風船)に仕込んだとは!
ハロウィンをうまく利用した展開は、良き☆(*^^)

2つの液体が混ざりそうになるのが、ドキドキ☆
混ぜるな危険!(>_<) 混ざるな危険!
混ぜさせないで!コナン~~~~~~(>_<)

▼▼▼


思っていたより、複雑なストーリーなので
引き込まれるのが、良き☆

特に、殉職した刑事のエピソードが、切なくも
頼もしいのが、とても良き☆
その瞬間、蘇る感あるのが、うれしい…….



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』☆誘惑は色恋の赤サギでなく悪いウ“サギ”(汗)

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/371600
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
原題:THE RUNAWAY

結婚したビアとマクレガーと一緒に暮らす
ピーターたち。
しかし、宿敵マクレガーとはうまくいかず
“悪い子“と思われるピーターは、町へ。
そこで、万引きなどしていたバーナバスと出逢った―

バーナバスがどんなウサギで
何があったのか、気にっていました!(^^)/
誘惑って?? なんか怪し―(^^♪


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.住み分け(食べ分け)(*^^)v

マグレガーの畑の作物を、何でも食べると困るので
マクレガーお気に入りのトマト以外は
OKらしいピーターたち。

少しくらい食べるのは、いいんですよ……
(私ごとですが)
虫さんが、わが菜園の葉物を食べるとき
当然ですが、ちょっと食べては、ほかの葉っぱへ
ちょっと穴を開けては、ほかの葉っぱへ……
といくもんだから、たとえば、しその葉(大葉)が
きれいな“一枚葉“になるのは、まれ……orz
食べかけは、やめてほしい……( 一一)
一方
人間にも虫さんにも美味な、スイートバジルは
一枚の葉を完食どころか、あっちゅう間に
喰いつくしてしまい、全滅したことがあった………(T_T)

ピーターたちは、節度ある食べ方をしてくれて
なんてイイ子なんだ……ファンタジー嬉しい☆(^^)/

ピーターは、トマトに手を出した者をたしなめて
“協定“を守ろうとするが、運悪く
マクレガーに、犯人扱いされてしまう……(>_<)
冤罪は辛いョ……
すねてしまう、グレてしまうョ………


2.バーナバスに出逢う

町に家出したピーターは、ワルさしているバーナバスに出逢う。
彼は、父親の友人だというので
親しみをもってしまうピーター。(ウソらしい)

家出だと思ったら、町から家に戻ってきたピーター。
その後、行ったり来たりする。

マーケットで、ドライフルーツを盗みたいバーナバスは
ピーターと仲間たちを誘って、決行する。


3.ピンチの仲間たち!(>_<)

バーナバスの裏切りがあり
ピーターの仲間たちは、ペットショップに捕まった!
(マーケットに出入りするペットショップは
適当に動物を捕まえて売りとばす……汗)

(バーナバスは、裏切りというより
ハナから、ウサギでなくサギだった!(>_<))

マーケットには、マクレガーも、丁度良く
自慢のトマトを出店していた。
ピーターたちの受難を知り、ビアもまじえ
散り散りになった仲間たちを救出することに!
(ペットショップなのに、食肉扱いされて
今にも料理されそうな仲間も!(>_<))


4.ビアの出版の件

ビアの『ピーターラビット』の本はすでに出版され
人気を博し、続編を検討中だった。

売れるために、アレコレ提案する編集者だが
原作者ビアの思惑とは違う方向に……

もともとイイものを売って、買ってくれればいいけれど
買い手が好むものを売ろうとすると
売り手の本来の主旨が、損なわれてしまうことも……
商売なら、売りたいモノを売るのでなく
買い手が買いたいモノを売るのだーとは言われるが
魂まで売るつもりはない。

のどかな田舎暮らしのピーターたちを書きたいビアは
ハラハラ救出の冒険活劇などには興味ない。
飛行機から飛び降りてもいいと
編集会議で提案されても、そんな筋書きはありえないと
出版を断わることにした。

その矢先に、ピーターの仲間を救出することになる。
一軒一軒、買い取った家にいき、連れ出すが
奪われてなるものかと、追いかけて来る人もいるから
それなりに応戦!(^^)/
まさかの飛行機からの生身の落下もあり
冒険活劇の一幕が繰り広げられ
それはそれで、楽しい楽しい~~☆(*^^)v


5.あとしまつ

仲間たちを救出したら、それでいいのだろうが
あとしまつが残っていた!
仲間をこんな目に遭わせた、バーナバスとその一味に
お返しだ!!
ヒモでふんじばって、車で連れ去るようにしかけ
マーケットまで行ったところで、ペット屋に捕獲させた。
(あのペット屋は、もとでかけずに捕まえたのを
売ってるんですね………)
そして気になっていた
盗んだドライフルーツの件。

店番していた女の子が困っただろうな~と
心配していた。
ピーターたちは、バーナバスの倉庫から
盗んだドライフルーツを、女の子の家に
返しにいった。
よかった☆よかった☆!(^^)/
ソコは大事なところ☆(^_-)-☆


▼▼▼

ウサギさんたちが、カワイイだけでなく
表情豊かに、怒ったり困ったりするのが
いとおしい~☆(*^-^*)

ビアとマクレガーの娘も生まれて
次回作も、楽しくドタバタやってくれそうで楽しみ☆(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
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映画『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』☆父は現場の小屋で神(パパ)と出逢う

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/360930
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・原題: THE SHACK (小屋)   シンプルにそのまま……

父(マック): サム・ワーシントン☆
・末娘(ミッシー)

家族キャンプ中に失踪した末娘。
近くの小屋にあったのは、血の付いた娘の衣服。

ある雪の日、マックに、“小屋”へ誘う手紙が届いた。
差出人は「パパ」。
犯人からの挑発ととったマックは、銃を携えて小屋へ向かった。
突然、娘を失なった、怒りと悲しみの父としてのマックが
“小屋”で、“神”に出逢う。
神との対話をするうちに
やがて、息子としてのマックの過去も
回収されていくーーー


▼~▼内容にふれて雑談です。違うときスミマセン
▼▼▼

「パパ」については、マックの妻が、親しみをもって
神を「パパ」と呼んでいるので、そうだろうと。

マックが、現場の小屋に向かうと
あたりの雪景色は消え、春めいた明るい姿に変わった。
そこで、「パパ」に逢うのだが
姿は、マックが子供の頃に、良くしてくれた近所のおばさん♪
(ほかに男女がいて、子と聖霊?なのか。
彼らは、三位一体なのか……???)

子供を殺され、憎悪に満ちたマックを、神が呼ばれたのは
癒しとか赦しとかを、示そうとするのでしょう……
ですが
子供を失った親が、冷静でいられるはずありません…!!!
むしろ、神様に
なぜ助けてくれなかった!見殺しにした!と
文句を言いたくなるのも、うなづけます。

神は、(やさしいおばさんの姿で)何を言われても
傾聴し、受け止めるが
助けられなかったことを、謝る姿勢(立場)ではない…

マックは神と、答えの定まらないような会話を
繰り返しながらも
3人と、心地よい生活をも、過ごしていった。

今までの(子供を失った)生活を離れて
別の生活を過ごすことは、軽く言えば気分転換か….
もちろん悲しみはあろうが
別世界に置かれると、今までの疲労からは、癒されるかも……
(現実逃避かもしれないが)

そうして、ゆるくなってきた心に
神の意図が、入り込んでいくよう…………

憎悪と苦悩のマックの心が、“解放“されるには
“赦さ”なければならない………….
(憎悪や怒りのエネルギー消耗は、激しいですもんね……)

“”赦し“は、寛大でいい言葉だと思うけれど
安直に、犯人を甘やかすことではない。(キッパリ☆)
納得のいく理由を見出せなければ
簡単に、子殺しを赦せはしない。

神犯人とて、神の創造物だ云々―と
苦しくもそれらしいことも、聞かされるのだが
それだけでは、納得できないです……….( 一一)

そうこうするうちに、マックの心の闇のドアを、ノックされる。

マックの父は、酒乱DVのダメ夫。
母もマックも苦労して、少年マックは
近所のおばさんに(神が姿を借りた)
優しくしてもらった過去があった。

少年マックは、地獄のような生活から逃れるべく
密かに、父を殺していた。
それで、母子の生活は平和になっただろうが
父殺しの呵責は、ずっとあったと思われる。

殺人犯を憎みつつ、その憎しみは
自分自身への痛みとなっていたかもしれない………

死者への想いは、もう2度と逢えないのが、悲しみだけでなく
自分の想いを、もう伝えられないもどかしさでもあると思う。

そんなマックは、新たな存在=“英知“と出逢い
試されるような会話をしたあとで
末娘が、楽しく遊ぶ姿(幻?)を目にすることができた。

そして、神は、次に、マックの父にも会わせた。
自分の所業を悔いる父と、対面したマック。
父は、自分を殺した息子マックを赦すと言った。
(父の所業からすると、赦すなんて、上から目線な気が…汗)

パパが姿を男性に変え、マックを呼んだ。
殺人犯を赦すために………

赦すなんて、本当はできないと思う…………..
父が自分を赦したのとは、訳が違う…………
しかし、パパなる神は
憎しみに満たされていると、愛することができなくなると諭した。
う~~~~む……………
末娘を愛する気持ちが、憎しみにかき消されてしまうと??
確かに、悲しみや怒りは、心を細くするから………
大らかな愛が入り込む余裕が、なくなってしまうのは
実感として、わかる……………汗。

そうこうして、マックが、殺人犯を赦したのは
結局、末娘を愛していたからだと思う。

パパは、末娘の亡骸を示し、マックはようやく
愛する娘を抱きしめることができた。

~略~

夢かうつつか幻か、
神と対話したというマックは
実は、内なる神と、自問自答を、繰り返していたのかな……?

時間が解決するーと言うけれど
理屈で割り切れないものは
時間が必要です。
時間をかけて、思いめぐらせる………
答えのないような、出口の見えないモヤモヤを
何度も何度も問いかけては
行きつ戻りつして、納得したい、救われたい……………

神・パパは、いつもそばにいる、と仰った。
神でなく、人でもそう。
辛い時苦しいとき、そばにいてくれる人がいると
信じられることで、道が照らされると思う。

娘を亡くしたマックが、苦しみ続けるのをみるのは辛かった。
どうか、安らぎや愛に包まれ、幸せを感じてほしいと願った。
マックの家族が、末娘への愛に満ちて
幸せに暮らすことを、願わすにいられない。


▼▼▼

“英知“は、優しいおばさまですが、言うことはきびしかった。(>_<)
この世は、苦しみもあるもので、悪人もいるのだと。

神の愛に満ちてしまうと、ともすると
この世は良きことと善人ばかりだと、思い込みそうですが
そうではないので、気をつけましょう!(^^)/




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テーマ : 洋画
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映画『詩人の恋』☆繊細な想いはラストの涙まで

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/373474
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・テッキ: 職業詩人  妻と妊活中
・セユン; ドーナツ店で働く青年

序盤から、テッキが詠む詞を聞くのが、心地よい。
と思ったら、仲間からは、キレイすぎると….
人生は、キレイばかりではない云々と……(>_<)

テッキは、とあるドーナツ店に入り浸って
詩作をするようになった。
そこでは、青年セユンが働いていた―――

邦題からすると、詩人は、青年に“恋“するらしい。
けれど、英題では、“詩人と少年“とだけで
関係性に詳しくふれていないのが、なんだかミソ………


▼~▼内容にふれて雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

店員と客の関係でしか見ていないときは
詩人は、それほど青年を意識していなかったかも。
しかし
青年の、女の子との“イチャイチャ”やら
私生活の様子を見るうちに
生身の人間として“意識“し、”興味”が募っていったのかと。

頭をよぎったのは、『ベニスに死す』。
老人が、青年の“美“に引き寄せられていった。
詩人の場合は、“感性”にとらえられた印象あり。

詩人は、ながめるだけでなく、
複雑な青年の家庭事情に対し、親切に接したのだが
彼からは、同情されたくない!とも………
(確かに、親切の仕方はむずかしいこともある…….

いきなり“恋“とか”少年愛“を語るまでもなく
気になる人というか、好意を向けたくなる人っていません?(^^♪
好意を向けやすいというか、相性なのか……
友達関係だって、好きという感情はあるし
ウマがあうというのもありますよね……恋でなくても。(^^♪

詩人は、青年が女性と“イチャ“つくのを見て動揺?した。。
彼は、今まで、感性や観念や美意識の中で
美しい感情を言葉にして、紡いできたのだが
初めて、心がざわつく経験をしたのが、あの青年だったと
いうことでは….?
(あえて、“恋”と呼ばなくていい…(^^♪)

そういえば、詩人は人の代わりに泣く人とも……

テッキは、片思いや失恋のようなわびしい感情を
詩に綴った。
すると、“痛み“が功を奏してか、高評価に☆(^^)/

(そうでなくても、失恋や片思い、苦しい想いは
人を詩人にさせますよね……
幸せな気持ちより、苦悩のほうが、人に語らせますよね….
グチ含む(^^♪)

そんな思いのたけ?を、妻にぶつけた甲斐?あってか
妊活中だった二人は、子宝に恵まれた!(^^)/
めでたい話ではありますが
テッキの妻への気持ち・態度が、事務的なのが、辛い…orz

夫婦だから、夫婦になったからといって
思いやりや善意をもって生活しているからといって
永遠に絶対の“愛“があるーーとは限らない……orz
おしどり夫婦だと思っていた夫婦が、なぜ別れたのか
他人にはわからないことも……………………orz

詩人と妻は、妊活をがんばっても、心も愛も通っていない感あり……
詩人も、はっきり妻にそう言った……orz

生活をともにする夫婦だと、生活そのものが生の生活で
心の底の心情を見せる機会は、ないのかも……
(私だけ?????)

心に沸き起こったある感情を向ける対象(=その青年)が
現れたとき、それが、やんわりとした“恋“のようなもので
あふれ出て抑えきれなくなった感情は
もう“愛”と呼ばずには、いられないのかもしれない……

しかし、妻子を捨ててまで
青年が好きだから一緒にいたい“気まぐれ”は
ほしい玩具を見つけたから
どうしても手に入れたい“わがまま”にしか見えず
それを“愛”とは呼びがたい……( 一一)

~中略~  詩人は、かけおちを諦め、親子3人の生活に。

その後、たまたま再会した詩人と青年だが
詩人が、青年にアプローチすることはなかった。

詩人は泣く人――と言ったが
今、詩人は、涙も出ないと綴っていた……
(詩人であって詩人でなし????)

そんな詩作する詩人の横には、幼いわが子がいた。
“愛“ならば、そこにあると言う感あり…………
そして
子供をかまったあとで、涙をひとすじ流した………
(よくわからないのですが  汗)

涙を流させ、彼を“詩人”たらしめたのは、何だろう…
非情にも、それは、再会した青年だったのか?
軽くあしらったものの、本心は、一緒に生きたかった未練か。

しかし、実は
目の前にいるわが子が、無条件の愛とか
愛の本質のようなものを、詩人に教えてくれて
そのおかげで、青年に対するふわっとした想いを
確かな愛と再確認できたのではないのかとも………

詩人の中にある、言葉にしがたい複雑な感情が
あふれる泉となったのが
あの一条の涙だったのかな…….


▼▼▼

“恋”のタイトルですが、その想いは繊細です。。
ラストの涙が圧巻!
(ソコを感じるだけで、いいのかもしれない……)


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テーマ : アジア映画
ジャンル : 映画

映画『リード・マイ・リップス』☆ロマンスとクライムでドキドキ

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/318519
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ポール: ヴァンサン・カッセル☆ 仮釈放中 カルラの助手
・カルラ: エマニュエル・ドゥヴォス 秘書 補聴器使用

若い女が若い男と出逢う、オフィスラブを匂わせつつ
ヴァンサン・カッセルのクライムな香りが、効いています!(^^)/

ストレスで?倒れたカルラは、
窃盗その他で仮釈放中のポールを
助手として雇えることになった。

業務をこなす中、オフィスのポールに
“借金取り“がやってきたー  ←クライムの始まり!(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.カルラのストレス(>_<)

不満の1つは
同僚男からの蔑視と嫌がらせ。

耳が不自由だからか、女だからか、なんとなくか
彼女の机に、使用済みのコーヒーカップを置く男!(>_<)
(書類にこぼされる……(T_T))
食堂で、男に言われてる悪口も
唇が読める彼女だから、“丸聞こえ”だし……( 一一)

蔑みだけでなく、仕事では、彼女の“手柄“を
男に横取りもされ!(>_<)

そんな彼女が家でひとり
“オシャレ“を意識するのが、ミソ☆
ソレは、気分転換だけでは、なさソ……
別の不満解消というか…
男性からは、よく見られたい願望というか…
複雑な感情を抑え込んだ、カルラの
たくましくも、繊細な表情が良き☆

そんな気持ちから、カルラは
助手に若い男を希望したと思う。


2.危険でナイフのようなポール♪

そして採用されたポールは
窃盗その他で、仮釈放中だった。
不慣れなオフィス作業だが、カルラといいコンビに。

カルラは、窃盗歴のあるポールに
仕事の邪魔をした男から、書類を盗んでもらい
仕事を取り返したのだが
コトはそれで終わらず……

ポールは、借金のカタに、ボスの呑み屋で
夜、働くことになってしまった……のだが
ポールは、ボスの家から大金を盗むべく
カルラを誘い込んだ!
(書類を盗んであげた“借り“が……汗)

↑この“流れ“が、危険でギラギラしつつスムーズなのは
ヴァンサン・カッセルの醍醐味☆
普通じゃ終わらないナーーという
クライムのスリリングな感じが、スマート☆(*^^)v

役に立つのは、カルラの読唇術。
ボスの家を、向かいのビルからのぞいて
会話を読み取る。
見つかったらどーしよーと、ドキドキ…

~中略~  そんなこんなで、ポールがボスにつかまるが
        ピンチを切り抜けるための秘策あり!(^^)/


3.“作業”のあとは(^^♪

カルラは、ポールを相棒的な恋人に思っていたよう。
出なけきゃ、大金を盗む犯罪に手を貸さないでしょ。
カルラは、大金より、ポールと組んで“作業“することが
嬉しかったのかと。
しかし、ポールは、現実的なのか
ひとり、航空券を用意していた…………

裏切られた悔しさからか、カルラは、
独り占めをほのめかしもしたが
本心ではなさそうで。(^^♪)

その後、“中略“のピンチあり
カルラは、ポールを助け、車で逃走!
ラストは、アツアツイチャイチャに♪♪♪
(あのイチャイチャは運転中か!?汗)

なんだかんだ言って
カルラはポールが、甘いムードで好きで
ポールも、しっかり姐さん的なカルラに
惹かれたんだね……
ラストの危険なイチャイチャも、嬉しいョ(*^^)v

▼▼▼

カルラの女友達や
ポールの保護司の“事情”も
二人の愛のゆくえを、微妙に彩っていく。
(保護司の件は、ラストにカルラが唇を読みますが
もっと深いところまで読む必要がありそうな“闇“あり。
滝汗です。)

ヴァンサン・カッセルの危険な香りが良き☆
彼がバーテンなら、たぶん落ちる♪(^^♪



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ロストケア』☆家族と介護の闇と絆が絶妙に☆(^^)/

キャプチャ




作品について  https://www.allcinema.net/cinema/382141
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・斯波(介護士): 松山ケンイチ☆
・大友(検事): 長澤まさみ


介護士(斯波)が、要介護者を40人余も殺していたことが
発覚した。
検事と対峙した斯波は、介護する側もされる側も
地獄から救った(ロストケア)と主張する。
当然、身勝手な主張だと、検事は反論したがー

松山さんの説得力に涙しながら、説得されそうになりつつ
最後まで、“大切なこと“を確認させられた気持ちです。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

斯波は、殺人鬼級の殺人をしたが
根は、熱く親身に人を想える人、というのがミソ☆

介護は、体験してみないとわからない。
“外“にいる人は、理想を言うことはできるが
実行はたやすくない……

彼の“介護“への思い入れは、尋常でなく
老母と娘の、険悪で最悪な事態を、盗聴までして案じる。
斯波の横顔が、厳しく物語る。
この状態をどうにか“解決“しなければならない……
どうにかすることが、双方のため……

そうして、ロストケアを重ねることに
一定の理解を感じそうになるが
幹事に引き戻される。
どんな理由があるにせよ、殺人は犯罪だ。
検事は、法的に(手続き的?)そう主張しているのだと
感じていたが、それがそうでもなかった……?

斯波=松山さんに、呪縛の闇があるとすれば
大友=長澤さんには、絆の迷いがあった感があった。
(それこそが作品の魅力なのかも)

斯波は、ケアと主張し、殺人を繰り返したが
最初に殺した実父の件は、闇になっていたと思う。
もちろん、救いたい救われたいと言う想いからだが
ニコチン注射をしたときに、父はそんなことをする人を
息子と認識していなかった。
針の痛みは、最期の苦しみに、なりはしなかったか……
そのまま遂行した斯波は、苦悩の表情で……
父殺しに、後悔がなかったとはいえなそう……

残る後悔は、斯波に、ロストケアの正当性を
問い続けたのではないか。
だから、似たような家族を見ると
きっとこうしてほしいはずーと、勝手に想いを汲んで
ロストケアをし続けることで
後悔を、消そうとしていたのではないか……….

一方、大友は、ただ法的に
正義を訴えていたわけではなかったよう。

彼女もまた、老親に対し、複雑な感情を抱えていた。
生き別れた父の消息を知りながら
“見殺し“にして、孤独死させてしまったこと。
だいぶ前に離婚した母に、もう今更と
父の消息を、教えていなかったこと。

離婚後、“絆”なんてもうないと思っていたら
母の心には、まだ夫の存在があったことを知った。
自分が、父母の絆を勝手に切ってしまったことを
悔やんでいたようで
勝手に、他人の家族の“絆”を切った(命を絶つ)斯波に
特別の想いで、罪を自覚させたかったよう…

公判中、斯波に「人殺し!」と叫んだ人がいた。
介護地獄から、家族を救ったと信じて疑わない斯波には
心外な一言だったはず。
苦しい現実から逃れたいーと思うことはあっても
殺したいというのとは違うから………

(思い入れ強すぎて、他人の家のことに
究極の“過干渉“をしてしまったような……)


▼▼▼

老後の理想は、PPK(ピンピンコロリ)です!(^^)/
こじれてしまって、お手間をかけてしまうときには
正直、ロストケア希望です……
(ソイレントグリーンでもいい……)

斯波と大友、二人の感情に思うところある
見ごたえある作品でした!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『息子』☆息子の幸せを願う父・三國さんの大きさ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/90378
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・父: 三國連太郎  岩手でやもめ暮らし
・哲夫(次男): 永瀬正敏  東京でフリーター
・長男: 東京で会社員 妻子とマンション住まい

写真の三國さんの広い背中が印象的なように
“息子“と言うタイトルながら、父親の物語のよう。
それだけ、三國さんの存在感が効いているだけでなく
どのシーンも、見入ってしまうのは
人々の人間力の魅力か……(*^^)v

母の一周忌、父の電話で催促されて
帰省した哲夫。
哲夫の就業を案ずる父だが
独り暮らしの父を、親戚や長男(兄)は心配する。

東京に戻った哲夫は転職し、金属関係の仕事に就く。
取引先の事務員:征子(せいこ)に恋した哲夫は
積極的に、アプローチする……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

序盤は、東京の哲夫。
飲食店のバイトをやめようと思っている。
“自活“し、誰にも負担をかけているわけではないが
父からは、帰省の運賃の心配をされる……

(個人的な詳細は避けますが、父の気がかりはわかる…
安定的な職と生活は、当たり前にあるわけではない。
体調その他で退職しても、順調な復活ができるかは不明…
本人は自分の人生を“選択“し、”自活”しているつもりでも
親ならば子供のことは気がかりで、“援助“できることは
本人が泣きつかなくても、援助したい……)

父は父で、まだまだひとりで、畑仕事をがんばれると
思っているが、近くにいる親戚にはそう思われていない。
いずれは、長男と暮らすのか……しかし
現実は、いろいろむずかしいの………(>_<)

そうこうして、哲夫は、金属関係の町工場に転職。
体力的にキツイが、がんばる!(^^)/
給料日に、皆と吞みにいくのがイイ☆
いかりや長介さんの生ビールの一口目が
Qoo~~~と気持ちイイ!(^^)/

哲夫は納品先の事務員:征子に惚れる。
(仕事も身が入りますよね!(^^)/)
なかなか話せなかった哲夫だが
彼女が、耳の不自由な方だと知った。
しかし、哲夫は諦めず、二人はつきあうことに☆

父は、戦友会の会合に参加するついでに
長男のマンチョンに泊まった。
将来の同居を見据えてのことでもあったが
かえって、同居の困難さを自覚したような……

急に倒れたら困る~ということで、同居を考えるのだが
動けるうちは、自由になる暮らしのほうがいいに、決まってる。
(私の親戚の100歳前後の方も、自分のペースで生活できるからと
子孫との同居せずに暮らしている。子孫は様子を見に行くが。)
部屋を割り当てただけでは、ダメなんです……

父は、哲夫のアパートに寄り
征子を紹介された。
結婚を意識した哲夫の覚悟に喜ぶ父がいい。
お披露目や孫の夏休みを考えて、岩手の家を守らねばと思う。
がぜん、元気になっているのがイイ☆

征子との会話のため、東京でFAXを買った父。                                                数日家をあければ、家に入るのも一苦労なほどの
雪を踏み分け、家に着いた。

しばし、東京の出稼ぎから戻ったときを思い出す父。
老親や妻、子供たちで、見るからに温かかった家……
今はひとり、父は、暗闇で暖房に火を入れた。

その光景は、やはり、残酷に移り行く時間の行く先ではあるけれど
彼には、息子(たち)がいる。
気がかりだった次男が伴侶を見つけ、幸せになろうとしている。
親として、子供が幸せであるのが、1番です!(^^)/

田舎の老父が、ひとり寂しく終わっていきそうだったが
やがて、家に明かりが灯っていったのが嬉しい☆

「息子」というタイトルだが、父親がメインだなと思ったけれど
まさにそうだった。
父親は、ひとりまだここで生きていくのだが
その生きがいや希望は、子供にあるー
特に、案じていた次男の未来が明るいのが
うれしい父親と……….


▼▼▼

老父の寂しさも頼もしさも、三國さんの背中含めて
じんわりとすばらしい………
私も自分のこととして、強く心に響きましたョ。(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『幸せなひとりぼっち』☆妻に先立たれたオット(夫)という男

1312.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/357362
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(スエーデン作品)

・オーヴェ: 職を解雇 やもめ
・ソーニャ: オーヴェの妻 教師 病死
・パルヴァネ: オーヴェの近所に転居 3人目を妊娠中

愛妻に先立たれ、解雇されたオーヴェは
何度か自殺を試みるも、そのたびに
“厄介”な隣人たちから“チョッカイ”が入ったー

孤独な老人が、隣人と仲良くなっていくのですが
偏屈に思われる老人にも、理由があるわけで
彼にも若い日々があったわけで……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

妻に先立たれたオーヴェが
何度も自殺を試みるのは、辛い……
なんだか、父のことが思い出された。

母の生前は、なんでも母まかせだったので
母の死後は、ひとりでは“人間らしい”暮らしができなくなったのに
施設入所を頑なに拒否した父。
施設の話をしたら、マンションのベランダから飛び降りるとまで…orz
(母の生前にも自殺をほのめかすことがあったらしく
近所の人から、マンションの資産価値が下がるからやめてと
言われたというのも、なんとも言えない…( 一一))

父の“妻に先立たれた夫の姿“は
とてもさみしく、気の毒なまでに不安定で
母亡き後は、生きる術がないというふうで
オーヴェが、妻の元へ行きたがるのもわかる……
(父は眼科手術後、そのまま施設入所した)

子供や孫がいたら、違っていたかもしれないが
昔、妊娠中の妻とバス旅行中に、事故に遭い
子供を失い、妻も車いす生活になった経緯があった。
(妻はその後教師に)

オーヴェは、地区の安全を守るために
友人ルネと、見回り・チェックをしてきたのだが
厳密に守ることが、段々、偏屈や頑固に見られ
軽んじられてしまうのは、残念なことです……orz

そんなある日、移民の家族が引っ越してきた。
(パルヴァネの家族)

パルヴァネは3人目を妊娠中の、しっかりママ。
というか、骨太というか図太いというか…..汗。

彼女は、緊急事態とはいえ、当然のように
オーヴェに車で乗せてって、と頼むのだが……
ちょっと当然の感じが強引で、オーヴェはたじたじ……
彼女の感覚だと
隣人は家族のようなもの~ということかな……(*^-^*)

彼女も悪い人じゃないんですが
今まで、寄らば切るぞ的なバリアを張ってきたオーヴェには
敷居のないズケズケ感(汗)には、圧倒されぎみ……

けれど、これくらいの“親近感“がないと
開かない扉もあるのかな……
逆に、こんな感じの方は、近しく頼みごとをしても
ホイキタ!と、わがことのように、受けてくれるモノ☆

そんなこんなで、パルヴァネ一家とは
家族のようになっていき
子供たちの“祖父“のようになったのはうれしい。
さらに、オーヴェがしまっていたベビー籠を
パルヴァネの3人目の子供のために使ったのも
すごくよかった☆(^^)/

そんな思いがけない幸せな出逢いは
妻が、遣わしてくれたのかな….

ケガの後、教師になった妻は気丈な人☆
“車いす“に対応しない建物では、不採用が続く…

(条件が整う人を採用するのが普通ですよね…
昔、ちょっと教えていたとき、寝たきり?になり
寝たまま運んでくれたら、教えることはできるのに…
などと思ったけれど、ムリですもんね。そのままお役御免に…)

けれど、妻に押されたオーヴェが、スロープを作り
採用を叶えられたのは、良き☆

妻の教え子と言う人が、近所にいて
オーヴェに“助け”を求めに来たとき
はじめは、拒否したオーヴェだが
「ソーニャ先生なら助けてくれたはず」の言葉に
思い直し、手を貸したオーヴェ。
妻が、近所の人との懸け橋になってくれた☆

妻亡き後、確かにひとりぼっちになったかもしれない夫。
しかし、妻への想いや、妻の生き様は
妻亡きあとも、見えない糸になって
近所の人たちとの絆になっていったよう………

友人ルネとのことも、深い。
仲が良かった頃もあれば
生活の変化で、疎遠になった頃もあった…
そして、今また、意思疎通は困難でも
ルネへの友情を、熱くぶつけた終盤のオーヴェ.。

ああ、よく考えれば、人は
本当にひとりぼっちってことは、ないのかも……
そうして
ラストに向けて、胸が熱くなる….


▼▼▼

自分も年を重ねてきて
将来には、具体的な不安を感じるこの頃…(>_<)
ギリギリまで
人の優しさや温かさに、包まれていたいです。(*^-^*)


PS:『オットーという男』のオリジナルだそうです。(*^-^*)





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ラブレス』☆愛がない情けない親じゃない人間じゃ…

キャプチャ


作品について  https://www.allcinema.net/cinema/362653
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ボリス: 父 会社員 若い恋人は妊娠中
ジェーニャ: 母 美容サロン経営  初老の恋人あり
・アレクセイ: 12歳 息子

それぞれに恋人がいる両親は、離婚にあたり
息子を押しつけあった。
その口論を聞き、密かに泣いた息子。
数日後、学校からの知らせで、母親は
息子がいなくなったことに気づいたー

愛が無いーと言うタイトルですが
アレクセイが気の毒で可哀想で……orz(T_T)
身勝手な大人の罪深さ、まざまざ…
アレクセイのその後が気になって
祈るように観る。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

母親は、きびしい実母から独立するために
結婚したといい、愛うすく育ったよう……
それでわが子に薄情~という背景になったのか。
だとしても、育てるうちに、愛も育まれるとも言うのに
わが子を慈しめないのは、残念なこと…(T_T)

父も母も、恋人には“愛”を語るが…
その“愛”ってなんでしょう….???
多分、気分で感じる本能的にすり寄りたい感覚?
だから、相手を思いやるよりも
自分の感情(欲情)の嵐の高まるままに
吹きすさぶものなのかと。

父親などは、12年前に妻にしたことと同じことを
若い恋人に繰り返していた。
「愛している、すっと一緒だ」
12年後まで、恋人とお腹の子の二人に
ソレが、約束できるのか???
妻も、呆れているが、あなたもョ!(>_<)

恋人とのデートで、息子の失踪にも気づかない。

警察に捜査依頼するも、二人は
息子の心配というより
面倒なことを早く処理したいという感じ…( 一一)
そういうのは、伝わるョ……(涙)

ちょっと事務的ではあるけれど(汗)
ボランティアの方は、ありがたいです。
チラシを作り、あちこち貼って
他人の子を捜索するのだから。
わが子にも冷たい親の前で……

ある建物で、息子の上着が見つかるが
外は雪。無事の可能性が低くなる…
それでも、無事を祈らずにいられない。

~中略~

そんなこんなで、ある遺体が発見されるが
両親はむせびながらも、“否定“し
勧められたDNA鑑定も“拒否”した。

↑ココは、思案のしどころ☆
アレクセイだとわかったのに、死を認めなかったのでは?
やはり、わが子の死を受け入れられない
残された親心のようなものーーという可能性が1つ。
あるいは
死に至らしめたのは、自分たちのネグレクトだという
罪悪感から、死を受容できなかったーというのも1つ。
あるいは
とにかく、死というゴールを避けたかったーというのも…

はたまた、絶望的な解釈は(汗もでない……)
死を否定しながら、息子の存在そのものを
暗闇のような現実の沼に、沈めてしまおというもの…
そうすれば、今、生まれた哀しみすら
はじめからなかったことになる……????
(いや、それはさすがにないでしょ…
親として、人として……
十分に嘆き悲しむべきだもの)

そうして、月日は流れ
夫婦(父母)は別れ、それぞれで生きる。
町には、行方不明のままのアレクセイの写真が
生き続け…

↑どこかに生きている希望―と言えば、聞こえはよいが
亡くなっていたのなら、弔いもされず
祈りもされないままーということかと思うと
いつまでたっても、人の愛(情け)にふれられないのかと
悲しくなってしまう………………………………

実家が処分されていく中
あの両親が、わが子の“遺品“をもっていったとは
思いにくい…orz
記憶からも、消すつもりだろう…….

そんな中、高い木の枝に、引っかかったままのヒモが
細くなびくのが、いい…………
あれは、アレクセイが何気なく、引っかけたものだった。

たとえ、親が忘れ、いなかったことにしようとしても
あのヒモは、アレクセイを覚えている。
彼の存在を、しっかり証明している。

なんかもう、それだけで
アレクセイへの優しさ、思いやり、愛を感じる……
たったそれだけであっても、そのヒモに
私も気持ちを、乗せたくなってくる………………
なんかもう………………………


▼▼▼

ラブレス~愛がない、愛されないのは
本当に悲しい……

愛も“無愛“も、誰にでも、重くかつ軽々しく
ありうることだけに
教訓や戒めを感じつつ、見入った。

“ない“のは愛だけじゃない……




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テーマ : 洋画
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映画『湯道』☆最高な湯かげん!愛ラブ湯~♪(*^^)v

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384169
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・史朗(兄): 生田斗真☆  建築家
・悟朗(弟): 濱田岳☆   まるきん温泉(銭湯)
・いづみ: 橋本環奈☆  銭湯に住み込み

予告編の大浴場(銭湯)シーンから
楽しみにしていました!(^^)/

弟が継いだ銭湯に帰ってきた兄は
“改築“するつもりでいたが
弟が入院中、自分が湯焚きをすることにー

物語は、銭湯と兄弟の行く末にとどまらず
銭湯につどう人々それぞれの
“浮世風呂“にも、心温まりつつ
“湯道“の作法も、面白い。(^^)/

おっと、五右衛門風呂も良きョ…(*^^)v

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.“源泉かけ流し”にこだわる評論家  (吉田剛太郎)

入るたびに、ザバーンとお湯が溢れるのも
贅沢な温泉♪
温泉と言えば、“源泉かけ流し“にこだわるのも
わかりますョ。(^^)/
ふう~極楽ゴクラク~…(*^-^*)
評論家は、銭湯のまるきんが、温泉を名乗るのを
とがめたが、水道水でなく井戸水なので
源泉のようなものだとの反論もあり。なるほど☆

評論家は、温泉の風呂の湯を飲んで“利き湯“したが(汗)
ニュースでは、沸かし湯を不衛生に提供した宿もあり(鬼汗)
それこそ、温泉を名乗ってはいけないかと。


2.老夫婦のお客さん

入る前は、番台のそばで、小競り合いぎみの夫婦も
お風呂のリラックスが、優しい気持ちにさせてくれるのか
帰るときには、夫は妻に飲み物を買ってあげ
妻も夫に、敬意ある優しい言葉をかける。
いいなあ、そういうの……(^^♪

それを聞く番台の兄の心も、ほぐれていくのも良き……


3.湯道

最近は、サウナに“サ道”があるように
入浴にも、湯道があると。
この湯道は、茶道もどき?のようです。(^^♪

手ぬぐいは、“ふくさ”のようで
掛け軸あり、入浴手前あり!
入浴手前かあ~~。なるほど。

ひところは、かけ湯をしてからの入り湯が
最近は、石鹸で体を洗ってから、という“表示“を
各所でみかけ、作法となっている。

(よくいく入浴施設では
「ここで寝そべらないで」という表示が追加された。
たまに、ヴィーナスの昼寝?のように
浴槽の淵で寝ている方がいらしたからかな……(^^♪)

作法の“縁留”(ふちどめ)はすごい!
湯舟ぎりぎりで、こぼさないように入る。
表面張力パッツンパッツンの寸止めと言う感じ。
ザバーンと湯こぼし派の私には、ムリか…(>_<)

劇中、言ってませんが、入浴後には
「結構なお湯かげんでございました」
と言うのかな……(^^♪


4.五右衛門風呂♪

湯道の家元が絶賛した、とある茶屋の湯。
冒頭の水くみの伏線が、回収されていく。

水を汲んで、薪をくべて、温めるだけー
だけと言っても、それが重労働なのだけど
兄弟は、二人で、その風呂の素晴らしさを
体験し、共有する。

それは、入浴の真髄というか
湯の真実が1つ、ここにもあるョ感が
おまけのように見つかって、なんかうれしい。(*^^)v
(これは理屈じゃないのよ、きっと☆)


▼▼▼

Only湯~♪  の歌で
母子の想いをつないだのも
粋だなと思っていたら。
ラストは
皆が、湯につかりながら
湯are my sunshine~♪ を楽しく歌いつなぐ
大団円☆\(^o^)/

あ~、お風呂で温まりたくなってくる~♪(*^^)v



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『土を喰らう十二ヵ月』にかこつけたつぶやき(^^♪

キャプチャ

作品について https://www.allcinema.net/cinema/378786
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作: 水上勉
・ツトム: 沢田研二
(以下ジュリー☆)

(見逃したので内容にふれていません。(>_<))

ジュリーが、“年月“を匂わせる作品に出たので
ちょっと思うところと重なって…


▼~▼内容と関係ないつぶやき…
▼▼▼

某アイドルグループ(以下キンプリ)が
丁度5年で、解散でなく
分裂?縮小?すると聞いた。
勿体ないと言えば勿体ない、と思いつつ
そういえば、ジュリーのいたザ・タイガースも
4年くらいで、解散終了したなと……
コンサートで、ジュリーが「君だけにィ~♪」と
指さされたファンは失神した、というほどの熱狂だった
あのザ・タイガースも、数年で終了した……
その“年月“になると、継続するのが困難な状況が
出てくるものなのかもしれないナ……
だとしたら、キンプリも、デビューから数年経って
現状維持が、難しくなったというのも
ありえなくはないことだったのかも……

その後、ソロになったジュリーは、独特の世界観で
ヒットを飛ばした。(親友は応援してた!(^^)/)


キンプリは、“世界“への視野があったというが
ジュリーの射程圏内にも、“世界“があった。
彼は、フランスに行って、フランス語で、歌を歌って
現地のトップ10の4位に入ったと、記憶している。
日本人で、この記録を破った人は、まだいないんじゃ…
(違うときスミマセン)
当時では、かなりの快挙だと思う。
今は、“世界“をめざすとき
配信なら、すぐにできそうなんだけど
(キンプリには)難しい問題があるのかな……????

(音楽とは違いますが、ドラマ・映画『チェリまほ』は
世界200の国や地域で放送・上映されて、人気を博したので
世界へのチャンスは、様々あるのかと)


個人的に、励まされる想いがするのは
ザ・タイガースのドラムのピー♪♪
彼は、解散コンサートのあとすぐに帰省し
その後、高校に復学、大学院まで進学し
高校教諭になった。
雑誌の表紙を飾ったアイドルが、芸能界を引退し
新たな道を開拓した姿には
何かを始めるのに(やり直し含む)、躊躇や遠慮なんて
することはないんだなと、励まされる想いがする。
(私こと社会人になってから、思い切って“進学“した。
女がそこまでしなくてもと、反対もあったが
決心してよかったと思ってる)

知らぬ間に、“年月”は流れ
良くも悪くも、思ってもみなかったところに
たどりついてしまうものなのかな………
ザ・タイガースもキンプリも……
ともあれ“その後”の人生が
それぞれ納得いくものであってほしい!(^^)/


▼▼▼

本作を、なんとか
いつか鑑賞するつもりでおります!(^^)/




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